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「家事をしても感謝されない」夫は仕事もできない "評価されない夫"がすべき「たった1つのこと」

東洋経済オンライン / 2024年12月25日 19時0分

たとえば、家事の分担はどうでしょうか。思いついた人がやるとなっているものが意外と多いのではないでしょうか。

・洗濯ものがたまっていたから洗濯機を回す
・乾いたから干す
・シンクに食器が溜まったから洗う
・洗った食器を食器棚にしまう
・おなかがすいたから料理を作る
・食材が足りないから買いに行く
・散らかってきたので片付ける

暗黙の了解でどちらがやるかが決まってしまっているものもあるでしょう。

その結果、「なんで自分ばかり家事をたくさん負担しなければならないんだろう?」と不満がたまったりするのはよくあることです。

これをマネジメントで考えるとどうでしょうか。

家事を「時間の使い方」として捉えると、家事の役割分担は、家庭内でのタイムマネジメントの領域であることがわかります。

・今月、あなたは仕事にどのくらいの時間を使うのでしょうか。
・仕事の飲み会や友人とのつきあいにはどのくらい時間を使いますか。
・家族とのお出かけや旅行にはどのくらい時間を使いますか
・子育てにどのくらい時間を使いますか
・家事にどのくらい時間を使いますか

家事に時間を割くには、仕事などの家庭外の時間も含めて考えないとうまくいきません。

これらを計画(P)を立てて、計画で考えるとどのくらい時間を使えるのかを考える必要があるわけです。これは奥さんも一緒です。

重要なのは、「お互いの時間の使い方の計画(P)をお互いが理解しているか」ということです。

奥さんは、旦那さんが家庭以外で何にどのくらい時間を使っているのか、把握できていないとすると、どんどん関心を失っていき、要求がきつくなっていきます。もっとこれをしてほしい、あれをしてほしいと要求を突きつけてくるでしょう。

旦那さんからすると、「オレはこんなに仕事をしているのに、さらに帰ってきて、家事をさせられるのか」と不満を募らせていくことが多くなっていきます。

この、「オレはこんなに仕事をしているのに」の部分を、ほとんど把握できていないのです。

また、奥さんがどのくらい時間を使っているのかは、旦那さんも把握できておらず、お互いがお互いに対して、自分のほうが時間を使っているという認識になってしまうわけです。

家庭の中で、家事が「D→D→D→Dサイクル」になってしまっていて、お互いの時間の使い方についての計画(P)が共有できていないことで、不要な不満を募らせる結果となるのです。

奥さんと「計画」を共有してみよう

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