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人生がうまくいく人がやっている「割り切る」習慣 「年を取ると不幸になる人たち」の共通点とは?

東洋経済オンライン / 2024年12月29日 18時0分

周囲の人から「自分を客観視できない見栄っ張りな人」とか、「周囲の目を意識している虚栄心が強い人」と見られることを知っているからです。

虚栄心が強い人は、自分の存在を大きく見せることで、一時的な心地よさを感じていますが、周囲の人は本人が考えているほどには、好意的に受け取ってくれません。

自分の見栄や虚栄心を抑えるためには、次のような視点を持つことが大切です。

・人と自分を比較して考えない
・自分の長所と短所を受け入れる
・周囲の目ではなく、自分の価値観で行動する

私が相手に対して、「この人は頭がいいな」と感じるのは、学歴に関係なく、ものごとを簡略化して、理路整然と面白く話ができる人です。大事なのは、自分を大きく見せることではなく、「いい大学を出ているのに、話が面白くないな」と思われないことだと思います。

日本人は責任感が強いため、何でも自分1人で解決しようとする傾向がありますが、「自分のチカラだけで何とかする」と思い込んでしまうと、緊張や不安に悩まされることになります。

仕事を効率よく進めている人に共通するのは、自分のスキルを過信せず、自分1人で何でも抱え込まない……と考えていることです。

明日までに終わらせる仕事が、夕方になっても残っていたら、あなたはどうしていますか?

最近は働き方改革によって、残業時間が制限されていますから、簡単に残業を申し出ることはできない状況だと思います。ほとんどの人は、仕事を持ち帰って、家で作業することを考えると思いますが、効率よく仕事をしている人は、そうした発想をしていません。

家に持ち帰って作業をしても、明日までに間に合う保障はなく、緊張と不安と焦りの時間を過ごすことが目に見えているからです。これが「仕事を自分1人で抱え込む」ことの一番の問題点といえます。

うまく仕事を進めている人は、躊躇なく、仕事の途中経過を上司に報告しています。「ここまでしか終わりませんでした」とストレートに伝えることで、上司の判断を仰いでいるのです。きちんと経過報告をすれば、上司が善後策を考えてくれます。

・チームのメンバーをサポートに付けてくれる
・上司が作業を手伝ってくれる
・リミットに余裕を持たせてくれる

こうした判断は自分1人ではできませんから、仕事ができる人は、上司を巻き込むことによって、すんなりと打開策を手に入れているのです。

仕事と上手に向き合っている人は、自分のプライドや責任感を優先するのではなく、「早く仕事を終える」ことを考えて、割り切った取り組みをしているのです。

生き方の基準「参照点」を低くする

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