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安価な「鶏むね肉」で簡単、絶品「生姜焼き」を作る技【再配信】 パサつきを抑える3つの攻略テクニックも伝授

東洋経済オンライン / 2024年12月29日 8時0分

鶏むね肉を使った生姜焼きの作り方を伝授します

【料理初心者でも無理なくおいしく作れる方法を、作家で料理家でもある樋口直哉さんが紹介する『樋口直哉の「シン・定番ごはん」』。過去に配信した中でも、とくに人気の高かったレシピを紹介します。こちらは2023年10月28日に公開した記事の再配信です。】

料理の腕を上げるために、まず作れるようになっておきたいのが、飽きのこない定番料理です。今回は「鶏むね肉」を使った「生姜焼き」です。

安価で栄養面に優れ、味も優秀な「鶏むね肉」

このところ人気の鶏むね肉。脂質が少なく、タンパク質を多く含んでいるという栄養面でも優れていますし、なにより安価です。実は豚や牛と比べるとうま味物質の量が多いので、味の面でも優秀な存在。

【写真で解説】高コスパでおいしい「鶏むね肉の生姜焼き」の作り方

一方で「パサつきがち」「味がしみない気がする」という悩みの声も聞きます。そこで今回は鶏むね肉の生姜焼きを作りながら、鶏むね肉の攻略テクニックを3つご紹介しましょう。

すべての攻略テクニックを使う必要はなく、1つでも十分ですが、意識するだけで鶏むね肉を使った料理の仕上がりがよくなるはずです。

鶏むね肉の生姜焼きの材料(2人分)
鶏むね肉    300g程度
生姜     2かけ(20g)
酒       大さじ2
小麦粉     大さじ2
サラダ油    小さじ2

★合わせ調味料
しょうゆ    大さじ2
みりん     大さじ2
砂糖      大さじ1
七味唐辛子   少々

酢       小さじ1/4

今回のレシピは秋の新米にあわせてやや濃い味にしています。濃い味が苦手な方は「しょうゆとみりんの量を減らす」か「小麦粉を大さじ1にする」などで調整してください。

まずは鶏むね肉の下処理です。

鶏むね肉を観察すると中心から放射状に筋繊維が入っているのがわかります。筋繊維は短いほうが噛み切りやすいので、まずは繊維の方向に沿って横半分に切ります。

筋繊維を断ち切るように厚さ1cm程度の斜めそぎ切りにしていきます。

ラップで挟んで、肉たたきや空き瓶などで軽くたたいて厚さを8mmに揃えます。これが1つ目のテクニック、「たたく」です。肉をたたくことでなにが起きるのでしょうか?

肉をたたくと筋繊維の一部が潰れたり、破れたりするので、繊維が短くなり、結果としてやわらかく感じます。また、タンパク質の一部が溶け出し、水分を抱え込むので、ジューシー感に貢献するのです。

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