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ショック受けた繊細さんのための「心を守る方法」 心の中で推しに共感してもらうすごい効果

東洋経済オンライン / 2024年12月30日 12時30分

ショック受けた繊細さんのための「心を守る方法」

繊細さん(HSP=とても敏感な人)が落ち込んだときに、どうやって気持ちを立て直せばいいのだろう。HSP専門カウンセラーがおすすめする意外な方法とは? 武田友紀氏の書籍『イラスト版繊細さんの本』(イラスト:福田玲子)より一部抜粋してお届けします。

落ち込んだら、自分を責める代わりに考えるべきこと

ショックを受けたり落ち込んだりすると、つい「こんなに落ち込む自分が悪いんだ」と自分を批判したくなるかもしれません。

【イラストでわかる】繊細さんのための「心を守る方法」

ですが、そんなときに大事なのは、自分の感情を正当なもの、理由があるものとして扱うことなんです。

たとえ「些細なことにひどく動揺している」としても、あなたが感じたショックや動揺は、あなたにとって本物です。「相手のちょっとした言葉を受け流せない」のであれば、きっとそれだけの理由があるのです。


「動揺している自分」を批判せずに、対処していきましょう。

「思考」ではなく「感情」に目を向ける

繊細さんは、相手との良好な関係性を重視します。

そのため、人間関係でショックなことがあったとき「相手にも事情があったのだから」と相手をかばう一方で、「私がもっとこうしていたら」と自分の落ち度を探してしまうことがあります。

「相手が悪い」「ひどい」とは思いきれないのですね。そんなときは、思考ではなく感情に目を向けて心を守りましょう。

まず、頭の中の考え( 思考)を、いったんぜんぶ脇に置きます。

「あのとき私がこうすべきだった」「こんなことまで気にする私が悪い」「なんで行動できないの」などの自分に厳しい考え。また、「相手にも事情があったんだから」「どんな人にもいいところがある。いいところを探さなきゃ」など相手をよく見る考え。これら、湧いてくる思考すべて脇に置きます。

次のステップとして、 自分の気持ち(感情)に目を向けましょう。
ショックな出来事が起きたとき、どう感じたでしょうか。「気持ち」に目を向けて、「共感の声かけ」をしてみてください。下記のような言い変えが有効です。

(気持ち)→(共感の声かけ)
怖かった → 怖かったね
モヤッとした → モヤッとしたよね
イヤだった → あんなこと言われてイヤだったね
頭が真っ白になった → ショックだったね

好きなアイドルやアニメのキャラクターなど「推し」を想像して慰めてもらうのも効果的です。

気持ちに寄り添うと、動揺が鎮まっていきます。「怖かったよね」「イヤだったよね」と自分に声をかけると、泣けてくることも。「泣いちゃダメだ」ではなく、存分に泣かせてあげましょう。

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