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銀座で「フカヒレ定食」仕掛ける中国人女性の正体 美食ブランドを立ち上げる彼女の「夢と不安」

東洋経済オンライン / 2025年1月2日 8時30分

なお、フカヒレの姿煮が入ったコース料理も提供している。

やりたいことにまっすぐに向かえば、夢は叶う

冒頭に紹介した銀座八芳は2024年2月にオープン。400席の大規模店舗が埋まるものか、孫氏としては勇気の要る決断だった。

「初めてのチャレンジだったが、インバウンド、日本のお客様双方に来ていただいて、この度2店目を出すことができた。でも、もう大丈夫とか、成功したと感じたことはなくて、いつも『明日はどうなるか』と不安」

それでも、2023年の年商は20億円、2024年は増加の見込みだ。新宿の新店舗は月商1億を狙う。水槽や、エビなどをローストできる鉄板など、銀座店になかった設備も追加し、よりライブ感を味わえる店舗となっている。

今後、銀座八芳ブランドだけで10店舗を目指すという。

「食べることが大好き。好きなもの、美味しいものを研究して、カッコいいお店を出していきたい。創業スタッフを含めて、社員が喜びや誇りを感じられるような会社に成長していきたい」

やりたいことにまっすぐに向かえば、夢は叶う。そんな明るい年になればいい。

圓岡 志麻:フリーライター

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