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コンプラ時代に「ドッキリGP」はなぜ"笑える"のか 逆風のバラエティ、それでも笑いを諦めない矜持

東洋経済オンライン / 2025年1月2日 14時0分

「日本人全員、息もできなくなるくらい笑い転げている、というのが、僕がバラエティ番組を制作するうえでの最終到達点なんです。でもそれはもちろん難題で、100人中100人を笑わせるのは無理かもしれません。でもできるだけ、80~90人が笑える番組を目指して作ることがマスメディアにおけるテレビバラエティのあり方であり、義務だと思います。

ドッキリ番組に対しては特に『これはダメだ』『これはひどいじゃないか』という人たちがいるのもありますが、それでも、1人でも多くの皆さんに笑っていただき、明日からまた元気に仕事や学校に行って生活してほしいなと思ってドッキリを作っているんです」(中川さん)

ドッキリは「ある種のドキュメンタリー」

ドッキリは台本があるトーク番組やコント番組とは違って、タレントの素が見える貴重なジャンルであり、ある種のドキュメンタリーという言い方が正しいのかもしれない。

世間から賛否両論の声も上がるドッキリ番組だが、「日本全国で笑いの渦を巻き起こしたい」と願い、来る日も来る日も新企画を生み続け、我々に爆笑を届けている“お笑い番組のプロフェッショナル”がいることを忘れないでいたい。

ジャスト日本:ライター

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