「涙袋メイク」小学生から母親世代へ広がる魅力 もはや定番、コロナ禍で人気になった理由とは?
東洋経済オンライン / 2025年1月2日 12時30分
この涙袋メイクの方法を、小学生の子どもたちもTikTokやYouTubeで見て真似をするようになっているんです。SNSがきっかけでメイクを始める子どもたちにとって、涙袋メイクをしないという選択肢はないように感じるほどです。
上まぶたにアイシャドウを塗るメイクは、いつの時代も定番のテクニックでしたが、下まぶたのメイクがアリかナシかは、トレンドに大きく左右されます。
過去の下まぶたメイクトレンドには、2000年代に流行った目周りを一周、黒やブラウンで囲む“囲み目メイク”や、白やキラキラのラインで強調する“平成ギャルメイク”などがありました。
トレンドと使いやすさを両立するコスメで、幅広い世代から支持を集めるセザンヌ化粧品のPR・小林ますみさんによると、「平成の後半ごろから一部のメイク上級者が涙袋メイクをしている印象がありましたが、一気に広がったのがコロナ禍。
マスクを着用するようになり、顔の下半分が隠れる分、目周りを強調するメイクが流行りました。そのひとつとして、若い世代を中心に一般化した印象で、今も涙袋メイクに関連するアイテムの売り上げは、好調と言えます」とのこと。
メイクのトレンドに詳しい美容専門メディア・VOCEウェブサイト編集長の三好さやかさんもこう語ります。
「VOCEウェブサイトでは半年に一度『美容流行語大賞』を発表しています。2020年に“ぴえんアイ”(絵文字の“ぴえん”のようにうるっとした光を涙袋にのせるメイク)がランクイン。その頃から、下まぶたや涙袋を“盛る”メイク提案が増えてきた印象で、2022年の“純欲メイク”、2023年の“白湯メイク”なども涙袋メイクをベースとしたメイクトレンドでした。
今は、“ミュートメイク”といって、ほぼ色を感じさせないメイクがトレンドのため、以前よりはキラキラが控えめになるなど落ち着いてきた印象がありますが、涙袋に何かを塗るのは当たり前になっています」
涙袋メイクは、もはや令和の定番メイクなのです。
たるみ印象を軽減&小顔効果で大人も注目
すっかりメイクの定番になっている「涙袋メイク」ですが、一般的には10代〜20代が中心のトレンド。40代以降の大人世代に限ると話は変わってきます。
涙袋メイクにはギャルメイクや、大粒のラメやグリッター(キラキラ)を使ったアイドルメイクのイメージが強く、抵抗がある人も多いかもしれません。しかし、美容のプロの立場で言うと大人世代にこそメリットがある、と思います。
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