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「涙袋メイク」小学生から母親世代へ広がる魅力 もはや定番、コロナ禍で人気になった理由とは?

東洋経済オンライン / 2025年1月2日 12時30分

「コロナ禍を経てマスクを外した後、人々が直面したのが、“以前より顔が大きくなったと感じる”“顔が間延びして見える”という問題でした。それまでマスクで隠れていた、顔の中心部の余白=「中顔面(ちゅうがんめん)」を気にする人が増えたのです。

一般的に、面長であればあるほど大人っぽく、中顔面が短ければ短いほど幼い印象になります。中顔面の長さが気になる方は涙袋にメイクを施すことで、余白が埋まり、間延び感が緩和されフレッシュな印象になるのです」(三好さん)

「#涙袋メイク」とタグづけて投稿されたメイク動画を見ると、この小さなエリアにここまで色々するのか?と驚くほど。しかしメイク前後の様子を比べると、涙袋メイクが顔の印象を大きく左右することは明らかです。

そんなわけで最近は、中顔面のたるみに悩む母親がSNSで涙袋メイクを学んだ子どもにやり方を教えてもらう、なんていうケースまであるんです。

いずれにせよ、涙袋メイクをトレンドとして知っておいても損はありません。お子さんと新しい会話のきっかけにしてみてくださいね。

(構成:ライター 楢﨑 裕美)

イガリ シノブ:メイクアップアーティスト

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