中国発・格安通販のユーザー層、何とも意外な実態 都道府県別の通販アプリ利用率ランキング
東洋経済オンライン / 2025年1月8日 9時0分
本稿では、スマートフォンのアプリログデータを用いてネット通販サービスの利用を分析し、近年急速に普及した中国発の格安通販の国内での影響を考察した。成長が著しいTemuやSHEINと利用者層が近いのは、Amazonよりも楽天市場やZOZOTOWNといった国産の通販サービスだった。
品質や人権問題についての報道、また米中関係等が要因となり、今後中国発の格安通販の勢いが強まるのか弱まるのかは不透明だが、どちらの場合でも国産の通販サービスへの影響は避けられないだろう。
「中国発の格安通販」といっても、それぞれ異なるターゲットに普及しており、また地域ごとに利用率に大きな開きがあった。本稿で挙げた通販サービスに限らず、国内の通販事業者は中国発の格安通販の今後の動きを注視するとともに、自社や競合のサービスの利用状況の解像度を上げて対策を検討する必要があるだろう。
*di-PiNKは株式会社ドコモ・インサイトマーケティングの登録商標
山津 貴之:インテージ メディアアナリスト
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