諦めるな受験生「実は1月こそ成績が伸びる」根拠 E判定から逆転合格は可能!ただしNG行為も
東洋経済オンライン / 2025年1月12日 11時0分
受験が近づくにつれ、さまざまな不安や焦りを抱える受験生や親は多いと思います。それらを解消するためにはどうしたらよいのか。大学入学共通テストまでの毎日連載「現役東大生が解決!受験お悩み相談室」では、偏差値35から東大合格を果たした漫画『ドラゴン桜2』(講談社)編集担当の西岡壱誠氏が率いるカルペ・ディエムのメンバーが、数多くの受験生を指導した経験を基にした解決策を伝授します。【連載第23回】
一発勝負で本番に臨む人は少ない
「受験期にこそ受験生の学力が伸びる」
【漫画で読む】『ドラゴン桜』の桜木先生が語る、受験直前は「カウントダウン」が重要なワケ
これは学校や塾・予備校の先生が口をそろえて言います。つまり試験を受けている1〜2月のタイミングでも成績が上がるということです。実際、「12月の模試ではE判定だったけど2月の入試で逆転合格した」という人もいます。
なぜそういうことが起こるのか、そしてどうすれば直前期に成績を伸ばせるのか、ということについて解説したいと思います。
まず、どんな受験生でも1〜2月にはさまざまな試験を受けることになります。大学入試の場合は、1月には共通テストを受ける人が大半でしょう。また第1志望の入試だけでなく、第2志望、第3志望を受けることもあると思います。高校入試や中学入試であっても、第1志望で一発勝負という人は少ないはずです。
そうした中で、受験生が得られる学びが2つあります。
1つは「本番での戦い方」です。例えば、中学入試ではよく「第1志望の試験日である2月1日を最初の試験日にしないこと。1月に練習として第2志望以下の中学を受験すること」が通例となっています。大学入試でもさまざまな試験を受ける中で、試験会場での緊張感との向き合い方や、うまくいかなくなったときの対処法などを学ぶことができるわけです。
特に現役生であれば、共通テストは人生初の大学入試である場合が多いです(年内入試を受けに行っている場合を除く)。その共通テストでの経験は、絶対にそれ以降の入試の糧にできるはずなのです。「こんなに緊張するんだな」「試験会場って思っていたよりも広いな」といった発見が、第1志望の試験を受けに行くときの糧になるのです。
もう1つは、「入試問題との向き合い方」です。どんな過去問を解くよりも、どんな模試を解くよりも、大学の入試問題を解いているときがいちばん集中力を使い、力を入れて問題を解くはずです。
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