WR-VやZR-Vと似た車名の多いホンダSUVの選び方 国内で購入可能なモデルを網羅、狙い目は?
東洋経済オンライン / 2025年1月14日 9時30分
ほかにも、3人がけリアシートは、足元スペースが広く、座面や背もたれも適度な硬さを持つため、長距離ドライブでも疲れにくいことも特徴だ。また、荷室も後席を起こした状態で9.5インチのゴルフバッグ3個を横に積めるほどの広さを確保。さらに、予約クローズ機能付きパワーテールゲートを全タイプに標準装備し、Zやe:HEV Z(BLACK STYLE含む)では、ヴェゼルの上級グレードなどに採用するハンズフリーアクセス(自動開閉)機能も搭載するなど、高い利便性を誇っている。
燃料電池車となる「CR-V e:FCEV」
水素で走るFCEV(燃料電池車)の最新モデルとして、2024年7月19日に発売したのがミドルサイズSUVのCR-V e:FCEV。「2040年までに、BEV(電気自動車)・FCEV(燃料電池自動車)の販売比率をグローバルで100%にする」といった目標を掲げるホンダの電動化戦略車だ。
CR-Vは、国内では5代目モデルが2022年まで販売されていたが、その後は海外でのみ販売されていたので、久々に日本へ帰ってきたことになる。新型CR-V e:FCEVでは、北米など海外のみで販売する6代目のハイブリッド車をベースに、パワートレインをFCEV(燃料電池車)に変更した仕様となる。
ちなみに、FCEVとは、水素と酸素の化学反応で発電し、電動モーターで走ることで、実質的に排出ガスをゼロにできるクルマのこと。ホンダでは、かつてセダンタイプの「クラリティ フューエルセル」を販売していたが、2021年に販売終了。CR-V e:FCEVは、それ以来のFCEVで、しかもホンダ市販車では初のSUVタイプとなる。
主な特徴は、一般的なSUVと同様の居住空間を確保すること。アメリカのGM(ゼネラル・モーターズ)と共同開発したパワートレインは、水素で発電する新開発のFC(燃料電池)スタック、モーターギアボックス、エアーコンプレッサーなどを一体化した新型を搭載。クラリティ フューエルセルと比べ、搭載部品の省スペース化などを実現する。また、高圧水素貯蔵タンクシステムを荷室下に、EV走行を実現する大容量バッテリーを床下へ格納。これらにより、大人5名がゆったり乗れる室内スペースを実現する。
なお、水素で走る通常の走行では、1回の充填で約621kmもの走行距離を実現(充填時間は約3分)。休日のレジャーなど、遠距離ドライブなどにも使える航続距離を実現している。加えて、市街地などでは、水素を使わずにバッテリーのみの電力で走るEV走行も可能。1回のバッテリー満充電で走行できる距離は約61kmだ。
国内のホンダSUVシリーズでは最大サイズ
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