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受験で限界寸前「ゆうこりん」を救った意外な一言 精神的に追い込まれている人にしてほしいこと

東洋経済オンライン / 2025年1月14日 11時0分

受験で苦しいときに試してほしいことについて解説します(写真:IYO/PIXTA)

受験が近づくにつれ、さまざまな不安や焦りを抱える受験生や親は多いと思います。それらを解消するためにはどうしたらよいのか。大学入学共通テストまでの毎日連載「現役東大生が解決!受験お悩み相談室」では、偏差値35から東大合格を果たした漫画『ドラゴン桜2』(講談社)編集担当の西岡壱誠氏が率いるカルペ・ディエムのメンバーが、数多くの受験生を指導した経験を基にした解決策を伝授します。【連載第25回】

山あり谷ありだった小倉優子さんの受験

僕は2023年の受験で、タレントの小倉優子さんの受験指導を行いました。「シングルマザーで3児の母で、仕事をしながら1年間で大学に進学する」という企画だったのですが、小倉さんは見事合格して、今では大学生活と芸能生活を両立する生活を送っています。

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彼女の大学受験はやはり山あり谷ありで、どうしてもうまくいかないときがありました。

受験直前の1月、結果が思うように出ず、メンタルの問題で勉強が手に付かなくなったのです。そして僕も小倉さんになんと声を掛けたらいいかわからなくなっていました。

しかしそのとき、一緒に教えていた英語講師の牧野智一先生が、こんなふうに言ったのです。

「小倉さん、泣いてごらん。今、感情がごちゃごちゃしてて、すごくつらいでしょう。そういうときはいっそ、1回思いっきり泣いたらいいんだよ。そしたらスッキリするから」

この牧野先生の言葉に従って、小倉さんは泣きました。ちゃんと泣いて、感情を一度はっきりと出したことでリセットされたのか、その後勉強に戻ることができたのでした。

さて、この小倉さんの状況と同じように、感情がぐちゃぐちゃでどうしようもない、という受験生の人も多いかもしれません。またこれから受験シーズンになるにあたって、うまくいかない試験や、失敗してしまう試験もあるかもしれません。

そんなときに前を向くためにはどうすればいいのか。今日は、試験でつらいときにどう対応すればいいのかについて、お話ししたいと思います。

感情をはき出してみる

①一度思いっきり泣いてみる

先ほどの話で牧野先生がおすすめしていた方法です。小倉さんの受験のときまで僕はこんな方法があることを知らなかったのですが、牧野先生いわく「受験生によくおすすめしていた方法なんだよね」とのこと。たしかに感情を内側にためこむではなく、はき出すという意味で、涙を流してみるのは有効な手段だといえるでしょう。

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