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「馬上、枕上、厠上」がキャリア形成にも重要な理由 「1人になれる時間」は本来いくらでも存在する

東洋経済オンライン / 2025年1月15日 8時0分

いずれも2、3日後には子供たちが乱入してきて目的は達成されなかった、というオチではあったが、、ナイストライというか、考え方としてはわからなくもない。

日々、積み重ねる作業

そうでは無く、あくまでも自然に本来1人に慣れる時間をうまく活用してやることが、日々の積み重ね作業としてはふさわしいのだ。

「馬上、枕上、厠上」の三上では無いが、通勤時間、寝る前の時間、お風呂の時間やトイレの時間。

ちょっとした隙間時間を活用し、自分と向き合う時間を作ってみよう、ということだ。

少なくとも、自分にとって役に立たない情報に対して、「それがそこにあるからという理由だけで」向き合うよりは、有益な時間の使い方になるだろう。

自分自身の生活、キャリア、人間関係だけではなく、今日の出来事や世の中のトレンドが自分の人生やキャリアにどういった影響を及ぼしうるか。

そんなことを日々振り返り、日々考えることで、世の中や自分の周りのことを自分事として捉える習慣にもなるし、繰り返しだが、人生やキャリアにおいて大きなミスの回避や方向転換のチャンスを掴むことだって可能になる。

年初の仕事はじめからバタバタ、というヒトは多いだろう。

ともするとバタバタしていることで何となくの充実感を感じてしまうかもしれない。

そんな多忙な日々を過ごしている身だからこそ、落ち着いて自分の人生やキャリアを熟考する時間を日々少しでも持つことが重要だ。

小さな積み重ねが自分自身の成長と将来の成功につながるということを肝に銘じて、自分にとって意味のある時間の過ごし方を少しでも工夫して編み出してもらいたい。

それでは今年も1年、お互いに頑張りましょう!

安井 元康:『非学歴エリート』著者

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