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飲み会誘いの断り「すみません」の詫びがダメな訳 「ちょっと忙しくて」もアウト。ならどうする?

東洋経済オンライン / 2025年1月17日 19時0分

角を立てず、むしろあなたの好感度をアップさせる断り方をご紹介します(写真:freeangle/PIXTA)

行きたくない飲み会に、飲みたくないお酒。しかしすべてを頭から断ることは感じがよくないものです。角を立てず、むしろあなたの好感度をアップさせる断り方を、『我慢しない、侮らせないビジネスパーソンの処世術 戦略としてのずるいマナー』から一部抜粋・再構成のうえ、ご紹介します。

お誘いは「すみません」を言わずに断る

「お疲れさま。今夜1杯どう?」と気軽に飲みに誘ってくれる先輩や上司はありがたいものの、デートの約束があったり、ただ単にその日は帰りたい、というときもありますよね。

また、仕事とプライベートはきっちり分けたい方も少なくないでしょう。

この場合も「あの、今日は(その日は)ちょっと……」といった曖昧な答え方はNG。迷惑がっているように伝わってしまうので、断られた側は当然いい気持ちはしません。

それに、強引な人の場合、「1杯だけ付き合ってよ」「1時間だけどう?」などと返されるかもしれません。

もうひとつ、よく言いがちな「ちょっと忙しくて」も同様。「迷惑です」というニュアンスで受け取られてしまうことがあるので、避けたいところです。ではどうすればスムーズに相手に納得してもらえるでしょうか。

ここでは、「母を空港に迎えに行かなければならず」「その日は同窓会がありまして」など、“ほかの日に代えられない”理由を伝えます。

事実かどうかは問いません。ただし同じような理由が続くと「また? この前も同窓会してなかった?」などと疑われてしまいますし、相手の気分を害してしまうことにもなりかねないので、お断りの理由はいくつかストックしておくとよいですね。

大切なのは、「すみません」「ごめんなさい!」などお詫びを言うのではなく、「誘ってくれてありがとうございます」という感謝の気持ちのみを伝えること。謝られると、誘った側にもバツの悪さや罪悪感を与えてしまうからです。

【例①】

先輩「お疲れさま。来週の金曜日、予定空いてる? 飲みにいかない?」

あなた「すみません、その日は高校時代の同窓会がある日でして。せっかく誘っていただいたのに本当に申し訳ないです……」

【例②】

先輩「お疲れさま。来週の金曜日、予定空いてる? 飲みにいかない?」

あなた「お誘いありがとうございます! その日は高校時代の同窓会がある日でして。残念です~」

断る理由は同じですが、明らかに後者のほうが感じがいいことが伝わると思います。加えて、お断りの理由を伝える際は、いったんスケジュールを確認する姿を見せると、なお効果的です。

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