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有明ガーデン「天空フードコート」が超最高だった 湾岸エリアの眺望を楽しみながら食事ができる

東洋経済オンライン / 2025年1月18日 8時30分

2つの客層を持つ、ユニークなフードコート

散歩もそこそこに、有明ガーデンへ向かおう。

冒頭でも触れたが、有明ガーデンはショッピングモール部を中心に、イベントホールの「東京ガーデンシアター」、さらにホテル「ヴィラフォンテーヌ グランド 東京有明」、温浴施設「泉天空の湯」などからなる複合施設である。

もともと2020年春に開業を予定していたが、コロナ禍の影響で各施設は段階的にオープン。全施設が開業となったのは、劇団四季の専用劇場「有明四季劇場」のこけら落とし公演があった2021年9月だ。

東京ガーデンシアターや有明四季劇場といった興行関連の施設、ホテルなどからイベントや観光利用がメインと思いきや、医療施設が集結した「有明ガーデンクリニックモール」があったり、モールなどでファミリー層向けのイベントを開催していたりと、有明ガーデンの客層は「日常利用のファミリー層」と「興行目的の層」と、2つに大別できるだろう。

そうした毛色の違う人たちをこれまで受け入れてきたのが、モール5階の「Ariakeダイナー」である。

ただ、平日の昼過ぎというフードコートならそれなりに混雑する時間ながら、この日はの客席はかなりまばらであった。

この日、2階の新フードコートがプレオープンしていたので、これは仕方ない。主たるファミリー層が来るのは週末だろうし、東京ガーデンシアターで公演がない日、というのも影響しているだろう。

客席は約900席で、全13店舗が営業している。洋食に丼、韓国やベトナムといった海外料理にデザートなど、かなりバランスのいいラインナップとなっている。

また、内訳も神保町にルーツがある「マジカレー」や、恵比寿発祥の「キムカツ亭」があれば、関西拠点のラーメン店「どうとんぼり神座」や高松の人気うどん店「竹清」があるなど面白い。イベントで都外から来た人も意識していたりするのだろうか。

湾岸の眺望を楽しめる、特別な屋外席も

ラインナップだけでなく、客席も通常の開けた座席があれば、半個室のようなボックス席もあり、もちろんキッズスペースも充実している。

2人席が中心なのはちょっと珍しいが、こちらもファミリー層ではない方の客層を意識しているのだろう。

驚いたのが、屋外席もかなり充実していること。もちろん、有明ガーデン以外のフードコートでテラス席を設けているところもあるが、申し訳程度といったケースがほとんど。

一方、このAriakeダイナーでは「水のテラス」と銘打ち、噴水を中心にざっと見たところ50席以上はある。

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