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有明ガーデン「新開店フードコート」の正直な感想 店の顔ぶれは面白い、オペレーションの改善は課題?

東洋経済オンライン / 2025年1月18日 8時40分

1月、新たにオープンしたフードコートへ(筆者撮影)

ライター・編集者の鬼頭勇大さんが、さまざまな街のフードコートを訪れる本連載。

今回は商業施設「有明ガーデン」内にあるフードコート「ARIAKE FOOD STAGE」を訪問します。(前編はこちら)

今回は、前回に引き続いて東京・有明の商業施設「有明ガーデン」にあるフードコートを訪問する。前回は5階の「Ariakeダイナー」を訪問したが、今回は後編として新たに2階でオープンした「ARIAKE FOOD STAGE」をさまよう。

【画像20枚】「ドミノ・ピザが初出店」「ペコちゃんのドーナツ屋もある!」…有明ガーデン内にできたフードコートはこんな感じ

ARIAKE FOOD STAGEがオープンしたのは1月15日。幸運にも、前日のプレオープンに訪れる機会があったので、今回は連載として初めて、フードコートの誕生に立ち会った貴重な回である。

大箱フードコートがパンクするほど、利用者が多い

いくつもの施設から構成される有明ガーデンだが、そのうち東京ガーデンシアターは最大収容人数が8000人と、都内では屈指の大きさを誇るイベントホールである。

【画像20枚】「ドミノ・ピザが初出店」「ペコちゃんのドーナツ屋もある!」…有明ガーデン内にできたフードコートはこんな感じ

興業がある日には当然、来場者たちがショッピングモール部で食事をとることもあるし、実際に前回扱ったAriakeダイナーは、日常利用するファミリー層と、東京ガーデンシアターを目的に来た人で混雑が常態化していたという。

とはいえ、Ariakeダイナーも約900席と大箱。このフードコートをもってしても、席を取れない人が多いとは、東京ガーデンシアターの集客力は恐るべしといえよう。

こうした背景もあり、フードエリアの増強を一つの目的として誕生したのが、2階のARIAKE FOOD STAGEである。

立地よし、「さっと済ませる」に特化

もともと雑貨など小さめな面積のテナントが営業していた区画であり、アトリウムデッキを挟んで東京ガーデンシアターとつながっている好立地だ。

有明ガーデンを運営する住友不動産商業マネジメントが発表しているリリースによると、従来のフードコートであるAriakeダイナーの利用シーンを「のんびり過ごす」、新たなARIAKE FOOD STAGEは「さっと済ませる」といった形で差別化しているという。

確かに、通常のテーブル・いすやボックス席もあったAriakeダイナーと比較して、こちらはハイテーブル、ハイチェアが基本だ。公演の前後で軽めにサッと食べる、といった感じが適している。

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