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禅僧が勧める「丁寧な暮らし」をつくる5大習慣 だらしない自分を律する「心」より大切なこと

東洋経済オンライン / 2025年1月19日 13時0分

禅的な暮らしをおびやかすものといえば、なんといってもスマホです。起きている間じゅうスマホを触り続け、情報にさらされ続けていたら「何事も心を込めて丁寧に」生きられるはずがありません。

スマホの便利さを手放すわけにはいかないにせよ、「ニュースのチェックは通勤中に」「メッセージの返信は朝と夜にまとめて」「夜9時を過ぎたら手の届きにくいところに置く」など自分なりのルールを設けましょう。

「スマホを触らないと間がもたない、退屈だ」という方もいるかもしれませんが、それこそスマホ疲れ、スマホ中毒の症状です。何もせずぼーっとしていればいいのです。スマホ疲れが癒えてくると、ぼーっとすることの心地よさをスマホに奪われていたことにも気がつくでしょう。

3.空を見上げる、月を眺める

何時間もデスクに座り、PCの画面をにらみ続けていたら、心も身体もこわばります。さらに、オフィスの外でもスマホ画面を見つめてばかりでは、視界がどんどん狭まり、自分の人生すら見通しがきかなくなるでしょう。

たまには空を見上げてください。小さな世界に囚われていた心を、大空に解き放ってあげる。これだけで不平不満が浄化され、胸が軽くなります。

「月」を眺めるのもおすすめします。月は悟りの象徴です。月の清らかな佇まいは、妄想や執着に囚われていない仏の心そのもの。見る者の心まできれいにしてくれます。

夜の「考えごと」は禁物

4.たまには大声を出す

悩む前に動く「禅即行動」が禅の極意です。頭で考えているうちは何も解決しません。

それでも動けない人は声を出しましょう。私も「よし!」「やるぞ!」と声を出して自分を鼓舞することがあります。社会人なら大声は慎むべきですが、それだけに、たまに大声を出したときのリフレッシュ効果は高いのです。

5.夜は「何も考えない」

夜の考えごとは危ういものです。闇のなかでは不安が不安をよび、心がネガティブに傾いていくのを止められません。

難しいことを考えるのは、心身が回復した朝の自分に任せればいい。夜は「考えない」を徹底しましょう。そのためには、お風呂にゆっくり浸かるのも、音楽を聴くのもよしです。もちろん、ベッドにはスマホを持ち込まないことです。

枡野 俊明:「禅の庭」庭園デザイナー、僧侶

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