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"日プ"社長語る「オーディション番組」への危機感 PRODUCE 101 JAPAN成功の一方、市場は飽和気味

東洋経済オンライン / 2025年1月21日 13時0分

JO1 ©LAPONE ENTERTAINMENT

サバイバルオーディション番組「PRODUCE 101 JAPAN」を主催し、そこから生まれたJO1、INI、ME:Iらのマネジメントを手がけるLAPONEエンタテインメントが、所属アーティスト5組が出演する大型イベント『LAPOSTA 2025』(1月27日〜2月2日)を開催する。東京ドームと周辺施設を1週間ジャックする予定だ。

2019年の設立当初からスターを生み出し続けたLAPONE 。7年目に入るタイミングで、目標だった東京ドームでのフェスが遂に開催される。同社の崔信化(チェ・シンファ)社長に、後発組が増え飽和状態にあるサバイバルオーディションの現在地と、シーズン3までを成功に収めた「PRODUCE 101 JAPAN」のこれからを聞いた。

東京ドームでのフェスを開催

――所属アーティストの合同ライブになる『LAPOSTA』は2023年にスタートし、今年で3回目。第1回は有明アリーナ、第2回はKアリーナ横浜でそれぞれ2日間開催でした。今回は東京ドームとTOKYO DOME CITY HALLのほか、同エリアのホテルや飲食店、アトラクションなどを1週間ジャックする大規模イベントになりました。

【写真】取材に応じる崔社長。ME:Iや、INIなど所属アーティストたちの写真も。

最初の「PRODUCE 101 JAPAN」からJO1が生まれたのが6年前です。そのときから、いつか東京ドームでLAPONE所属グループのイベントをやりたいと、漠然と思っていました。

それは、所属グループが一堂に介してステージに立つファミリーコンサートだけでなく、ファンもメンバーも心から楽しめるイベントです。メンバーたちには、グループとしての活動以外にも、それぞれ個人としてやりたいことがあるだろうから、それをすべて実現するフェスをやりたいとずっと考えていました。

当時はとてもそんな状況ではありませんでしたが、所属アーティストが5組になり、今回東京ドームでの大きな規模で実施することができました。

――東京ドームのステージに立つのは、各グループにとってもひとつの夢だったのではないですか?

東京ドームでの『LAPOSTA 2025』が決まったときは、みんな驚いていました。ただ、もちろん喜んでいたのですが、心境としては複雑だったようです。東京ドームは目標であるからこそ、ファンの方々はグループそれぞれの単独公演でステージに立たせたかったでしょう。僕自身にもその気持ちはありました。

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