1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. ライフ

スズキ「ソリオ」3気筒エンジン化は吉と出るか フェイスデザインやパワートレインを大幅変更

東洋経済オンライン / 2025年1月24日 12時0分

新型モデルの価格(税込み)は、ソリオで192万6100円~259万3800円、ソリオ バンディットで230万3400円~264万8800円だ。先代モデルでは、同じマイルドハイブリッド車の価格(税込み)がソリオ192万1700円~221万9800円、ソリオバンディット212万5200円~225万600円。新型は全体的にやや高くなっており、とくにソリオ バンディットは17万8200円~39万8200円の値上げ幅だ。

一方のソリオは、最安値のグレードについては価格変動も少ないが、最上級グレード「ハイブリッドMZ」では最高値の4WDが259万3800円で、先代マイルドハイブリッドの最高値であるハイブリッドMZ・4WDの229万3500円と比べ、30万円以上高い。さらに、ライバル車ルーミーの価格(税込み)は、174万2400円~229万4600円。新型ソリオやソリオバンディットはかなり価格が上がった印象が強く、価格帯的にはルーミーのほうが優位に感じる。

ちなみに、自販連(日本自動車販売協会連合会)が発表した新車販売台数ランキングでは、2024年1月~12月分(1年間)でルーミーは6万7698台(全体の12位)。同期のソリオ(先代)は5万2404台(全体の18位)だった。

1年前(2023年1月~12月分)の新車販売台数で、ルーミーは10万800台(全体の5位)、ソリオは4万7983台(全体の18位)だったので、ルーミーは前年対比67.2%、前年から3万3102台もの減少だ。一方、2024年にソリオは前年対比109.2%、4421台の増加となっている。

ソリオ販売増加の理由と今後の行方

こうした動きは、ルーミーをOEM供給するダイハツの認証不正問題による生産停止が大きく影響していたのだろう。また、ソリオの増加は、ライバル(ルーミー)の不在により、一定ユーザーがソリオへ流れたこともうかがえる。

ただし、トヨタの公式ホームページによれば、2025年1月10日時点で、ルーミーの納期は1~2カ月程度。現在は正常状態に戻っているようだ。復活したライバル車ルーミー、そして新型となったソリオ/ソリオ バンディットが、これからシェア争いをどのように繰り広げるのか、今後に注視したい。

平塚 直樹:ライター&エディター

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください