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小倉智昭さんに同感「男性機能喪失」の寂しさ 膀胱の全摘出手術で生活の質は急改善したが…

東洋経済オンライン / 2025年1月26日 7時40分

そしてこう診断している。

・多発する骨転移によると思われる骨硬化像が前回より増悪

・多発肺転移は縮小傾向

肺への転移は縮小傾向にあるものの、新たに腰骨などへの転移が見られるというのだ。

たしかに、起き上がろうとするときに左の臀部の奥の骨や腰骨が痛むことがあったが、それは長時間の睡眠と布団への接触によるものと思い込んでいた。まさか骨に転移しているとは。医師と新たな治療法を相談しつつ、痛み止めの薬を服用する日々が始まった。

12月はその後も新たな病変が起こり、緊急入院する羽目になってしまった……。

骨転移の誤解と注意ポイント

骨転移とは、がんの細胞が血液の流れに乗って骨に到達し、そこで増殖している状態のことだ。骨転移というと「いよいよか」と身構えそうだが、実は余命に直接影響するものではない。

とはいえ、放置は禁物。がんが骨に転移すると耐えがたい痛みが生じたり、骨折が起こったりするため、患者のQOL低下に大きく影響するからだ。

骨に蓄えられていた栄養をがんが吸収して活性化するおそれもある。また、骨が破壊されると骨のカルシウムが血液内に放出され、血液内のカルシウム濃度が高くなる。

その結果、便秘、吐き気、食欲不振などの症状が出る高カルシウム血症になってしまう。早めの治療が必要だ。

山田 稔:ジャーナリスト

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