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東武線「20年で大躍進」流山市内の駅に何がある? 子育て世代急増、"昔からあるニュータウン"も

東洋経済オンライン / 2025年1月30日 6時30分

ただ、そうした駅前を少し離れれば、もう初石駅の周辺も住宅地だ。出入り口を持たない東側もビッシリと住宅が並んでいる。

橋上駅舎に改装中

「そうしたこともあって、現在は駅舎の橋上化工事を行っています。完成するのは2026年3月の予定です。周辺にお住まいの方の通勤通学もそうですが、近くに高校がいくつかありまして、この駅で降りられる高校生もいます」(齋藤駅長)

初石駅は、2005年につくばエクスプレスが開業するといったんはお客を減らしたが、近年は(コロナ禍の影響を除くと)少しずつ増加中。このあたりも、おおたかの森を中心に流山市がベッドタウンとして発展を続けているということなのだろう。

そうして再び電車に乗って、流山おおたかの森駅に戻ってきた。齋藤駅長が預かる4駅のうち、いちばん北の運河駅から南側はすべて複線区間だ。

【写真の続き】流山市は子育て世代に大人気なことで有名。だが、市内にあるアーバンパークラインの駅とその周辺にはまだまだ知らない世界が広がっている

急行は運河―流山おおたかの森間では、江戸川台・初石の両駅はともに通過する。ちなみに、流山おおたかの森を出ると次に停まるのはJR常磐線と交わるターミナル・柏駅だ。

JR常磐線への乗り換えも

「通勤のお客さまの多くは、いまでは流山おおたかの森駅でつくばエクスプレスに乗り換えられる方が多くなりました。どちらかというと北側は流山おおたかの森で乗り換えて、という方が中心。南側に住んでいる人は柏駅を使われる方もいます」(齋藤駅長)

人の流れも大きく変えた、流山おおたかの森駅。アーバンパークラインの同駅も、つくばエクスプレスと同じ2005年8月24日の開業だ。2025年はそれから20年の節目にあたる。

齋藤駅長は「何か記念のイベントができればいいですね」と話す。いまもなお、発展途上の流山おおたかの森。果たして、次の20年後にはどうなっているのだろうか。

鼠入 昌史:ライター

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