"M-1"1点差で4位に「エバース」の大躍進の裏側 「桜の木の下」ネタが話題、実は苦労人の一面も
東洋経済オンライン / 2025年1月30日 13時30分
これは、テレビプロデューサー・佐久間宣行が、2024年のM-1決勝を振り返る中で語った言葉だ。
一度でもテレビやYouTubeにネタを出せばウケづらくなる時代、さらにバラエティーで別の魅力が開花するほど作りものである漫才のキャラは嘘っぽく見えていく。まさに現代の若手芸人が抱えるジレンマだろう。
一方で、吉本興業所属の芸人を中心に、あくまでもネタを重要視し、劇場出演や単独ライブを継続していきたいと考える若手も増えている。こちらもメディア露出と劇場のバランスを見ながら、カリスマ性が失われないよう活動している印象が強い。大手メディアの弱体化が明るみとなった昨今、そんな芸人が増えるのは必然だったのかもしれない。
大衆的な「お笑い」というジャンルではあるものの、その世界に生きる芸人は増加、多様化し、見る側もまた見たいものを選べるようになった。その中、いまだ絶大な注目度を誇るM-1決勝に進出した若手は、多くの選択肢から“各々が考える最適解”の道筋をたどっていく必要があるのだろう。
そんなお笑い界で、今年もエバースはM-1ファイナリストの切符を手に入れることができるのか。今後の活動に注目したい。
鈴木 旭:ライター/お笑い研究家
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