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手の届く新型「フリード」キャンパーに熱視線 普段の移動にも使いやすい車中泊仕様が登場

東洋経済オンライン / 2025年2月1日 7時30分

東京オートサロン2025でロッキー2が展示していた車中泊仕様「フリードクロスターMV」(筆者撮影)

根強い人気を誇るキャンピングカーの中でも、近年注目を集めているのが車中泊仕様車だ。ワンボックスカーやミニバンをベースに、就寝スペースなどの必要最低限の装備に絞り、外装をほとんど変えないことが特徴。キャンピングカー初心者でも運転しやすく、通勤・通学や買い物などの普段使いも楽にできるなどのメリットがある。

【写真を見る】東京オートサロン2025でロッキー2が展示していた新型「フリード クロスター」をベースにした車中泊仕様。「フリード+」の車中泊仕様車の写真と比較(29枚)

カスタマイズカーの大規模展示会「東京オートサロン2025(2025年1月10~12日・幕張メッセ)」では、そんな車中泊仕様車の新型として、ロッキー2(神奈川県横浜市)が「フリードクロスターMV」を展示した。2024年6月に登場した新型「フリード」のなかでも、5人乗り・2列シート車のフリード クロスターをベースとするモデルだ。

ミニバンの車中泊仕様車には、従来、トヨタの「ノア/ヴォクシー」や日産の「セレナ」といったミドルサイズのモデルをベースにすることが多く、意外に「あるようで、なかった」といえるのがこのモデル。ここでは、そんな新型の特徴や魅力などを紹介する。

【写真】東京オートサロン2025でロッキー2が展示していた新型「フリード クロスター」をベースにした車中泊仕様。「フリード+」の車中泊仕様車の写真と比較(29枚)

車中泊仕様のメリット

一般的にキャンピングカーといえば、キッチンやリビング、ベッドに冷蔵庫やクーラーなどの家電製品を備える本格仕様をイメージする人も多いだろう。だが、一方で本格的なキャンピングカーは、車体が大きなモデルも多く、初心者などが運転するにはハードルも高い。

また、自宅近くに狭い駐車場しかない都市部在住者などにとっては、車両の保管がしにくいといった課題もある。近年、人気が高い車中泊仕様車は「就寝スペースなど必要最低限の装備さえあればいい」と割り切った仕様にすることで、外装などをほぼノーマルにできることが魅力。前述のとおり、とくに都市部のユーザーなどから支持を受けている。

だが、そんな車中泊仕様車でも、多くはトヨタ「ハイエース」などのワンボックスカーか、前述したトヨタのノア/ヴォクシーなどのミドルサイズミニバンが主流。今回紹介するフリードクロスターMVのようなコンパクトサイズのミニバンは少ない。そんななか、製作したロッキー2は、フリードの車中泊仕様車に着目。先代モデルでも5人乗り・2列シート車「フリード+(プラス)」をベースにしたモデルを製作している。いわば、今回の新作フリードクロスターMVは、先代と同様の仕様にしたアップデート版だ。

フリード クロスターをベースにするメリット

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