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手の届く新型「フリード」キャンパーに熱視線 普段の移動にも使いやすい車中泊仕様が登場

東洋経済オンライン / 2025年2月1日 7時30分

5人乗り・2列シート車のフリードをベース車に選んだ理由について、ロッキー2は、まず「コンパクトクラスのミニバンであれば、幅広いユーザーが普段の運転もしやすい」というメリットを挙げた。また、コンパクトな車体という意味では、軽自動車ベースのキャンピングカー、いわゆる軽キャンパーもあるが、「パワートレインに1.5Lエンジンを搭載するフリードのほうが走りに余裕がある」ことも魅力だと説明する。

新型フリードでは、1.5Lエンジン車に加え、最新のハイブリッドシステム「e:HEV(イーエイチイーブイ)」搭載車も選ぶことができる。とくにハイブリッド車は、独自の2モーター機構を採用することで走りや燃費性能に磨きをかけている。660ccエンジンの軽自動車をベースとするモデルとは比較にならないほど走行性能は高いはずだ。

また、フリードは、このクラスとしてはかなり広い室内を持つこともメリットだ。5名乗り・2列シート仕様車は、2列目のベンチシートをフロアに収納できることで荷室をフラットにすることが可能。一般的な3列シート車のように3列目シートを取りはずすなどの大がかりな変更も不要なため、ベッドマットなど車中泊用装備の架装もしやすい。そのため、フリードクロスターMVでは、ミドルサイズミニバンの車中泊仕様車と同等と言える乗車定員5名、就寝人数2名を実現している。

フリードクロスターMVの特徴について

そんなフリードクロスターMVの具体的な仕様について紹介しよう。まず、車体サイズは全長4310mm×全幅1720mm×全高1755mmでノーマルと同じ。キャンピングカーとしては、かなりコンパクトな車体だ。

ちなみに、新型フリードには、フリード エアーとフリード クロスターの2タイプがあるが、エアーは先代と同じ5ナンバーサイズのまま。一方、クロスターの車体は、3ナンバーサイズに拡大されている。だが、最小回転半径は5.2mで、細い路地やUターンなどでの小まわりのしやすさなど、先代モデルの持つ魅力を継承。幅広いユーザーが運転しやすいことは同じだ。

一方、室内もフリードクロスターMVは基本的にノーマルを継承する。ベース車の室内サイズは、5人乗り・2列シート車で長さ1935mm×幅1470mm×高さ1270~1280mm。本格キャンピングカーのようにあれこれと装備するにはやや狭いが、低床フロアによる高い天井などにより室内の開放感も高く、車中泊に特化すれば、十分に使えるクルマだといえる。

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