357円「日本のチョコレート」がじわり人気の理由 旬の果物を使った「日本の四季」がコンセプト
東洋経済オンライン / 2025年2月1日 8時0分
スイーツの中でも特別な魅力を放っているのがチョコレート。
【画像】看板商品のパレショコラは一律357円。トッピングは1枚1枚手作業で行われている
日本のチョコレート市場は拡大傾向にあり、小売金額ベースでは、コロナ禍やや落ち込んだものの、10年間伸長を続けてきている。
種類も年々増え、コンビニやスーパーで買える袋菓子から、高級ショコラティエのものまで、さまざまなチョコレートが年中手に入る。
しかしやはりチョコレートの祭典であるバレンタインデーは特別。バレンタインデーに向けては催事も多く開催され、購買欲が高まる。チョコレートにかける年間の支出金額を見ても、年間約6800円のうち2月に約1300円を支出しており、バレンタインデー効果の高さがうかがえる(令和5年総務省家計調査)。
コンセプトは“日本に合うショコラ”
今回は、そんなバレンタインデーニーズを捉えてじわじわと人気を高めてきたメーカーをご紹介する。
日本に合わせたショコラづくりをコンセプトとするベルアメールだ。
23区内や横浜、宮城、静岡、名古屋、大阪、京都、愛媛、福岡などに19店舗を展開する。自由が丘店、久が原のファクトリーショップのほかは百貨店内の店舗だ。
【画像】看板商品のパレショコラ、アップル、ストロベリー、マスカットなどのフルーツジュレ入り「フルーツポップ」、「あまおう苺のショコラ」、美しいボンボンショコラ、併設するカフェ、バレンタイン時期限定の「アムールストロベリーパフェ」
認知度はまだまだ低いものの、商品のデコラティブな見た目が特徴的だ。
商品数は常時100種類をラインナップし、バレンタイン時期には加えて100種類が発売されるという。運営するジェイ・ワークスによれば「バレンタイン限定品はシーズン中にほぼ完売する」(広報担当)ほどの人気なのだ。
その理由は、まずひと目で引きつけられてしまうデザインにありそうだ。例えば2025年バレンタイン商品の中には、まるでアクセサリーのようなチョコレートも。そのほか、いちごを模した大胆かつファンシーなデザインのチョコレートも目を引く。
看板商品は「パレショコラ」だ。「さまざまな味を楽しんでもらえるように」と、直径6cm、厚さ6mmと、ちょうど1回で食べ切れるほどの量の板チョコとして開発された。土台となるチョコレートの種類のほか、ナッツやドライフルーツなどのトッピングを変えた豊富な種類が魅力で、常時30種類が販売されている。
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