鳥インフルの拡大懸念で「卵不足」の今後の見通し 過去最悪2022ー2023年との違いを獣医師が解説
東洋経済オンライン / 2025年2月1日 7時20分
だが、偶発的な感染は避けられないため、農場や動物園などの従業員は、日頃から衛生対策を徹底している。私たち一般市民も感染しないために、死んだ渡り鳥やカラスに触れてしまうことがあれば、すぐに石けんで手を洗うことが求められる。
このほかにも、迫田さんは日頃の対策として、▽散歩中の犬に死んだ野鳥に触れさせないようにする▽死んだ野鳥を見つけたら、触らずに自治体に届ける▽野鳥が集まって密状態になるのを防ぐため、餌付けをしない、などを挙げた。
例年、渡り鳥がシベリアへ帰っていく時期、本州では3月頃、東北や北海道では5月頃になると、発生は自然と収束に向かう。
「野鳥は我々や農家を苦しめるためにウイルスを運んでいるわけではありませんし、北極から南極まで鳥がいないところはないので、もはや地球上のどこでも高病原性鳥インフルエンザの脅威はあります。
しかし、何も打つ手はないということではなく、衛生対策を今一度確認して、1件でも2件でも発生が減るよう、農家を支援し、ここ1~2カ月を乗り切ることが大事です」(迫田さん)
井上 志津:ライター
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