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岡田将生語る「人生豊かにするために休息も必要」 「虎に翼」「ゆきてかへらぬ」など話題作続く

東洋経済オンライン / 2025年2月6日 14時0分

それはひとつの要素としてあるかもしれませんね。ただ、タイミングや巡り合わせの部分も大きいので何とも言えません。

2024年で言うと、露出をすごく増やしたいと思っていたんです。それによって、たくさんの方に僕の存在に気づいてほしい、もっと多くの方に知ってもらいたいというのが、目標のひとつでした。

そういう思いが自ずと結果につながったのかもしれません。ただ、作品選びに関しては、僕の一存ではなく、事務所と話し合って決めています。

2024年はいい1年を過ごせた

――『虎に翼』では、これまで多く演じられてきた好青年役の岡田さんのパブリックイメージとは異なる役柄に臨み、その結果、高い評価を受けました。ご自身でも手応えを得ているのではありませんか?

「ありません」と言うと嘘になりますが(笑)。ひとつ言えるのは、仕事が終わったあとにこの作品に出演してよかったと思えることが、俳優にとっていちばんです。『虎に翼』をはじめ、2024年はとくにそう思える作品が多かったので、僕のなかでもすごくいい1年だったと感じています。

どんな作品でもスタッフのみなさんと一丸になって作っていますので、素晴らしいチームで一緒に仕事ができたことをうれしく思う気持ちのほうが強いですね。

――2025年はインプットの年にしたいそうですね。

2024年はとにかく詰め込んできたので、いまの僕には休みも必要です。インプットの時間を持つことが、役者としてとても大切ですから。自分自身の人生も豊かにしないと、役にも生きてこないですし、いい仕事ができるはずもない。

自分自身の人生を豊かにするために、ここで少し休むのも間違っていないと思いました。でも、仕事は巡り合わせなので、どうなるかわかりません(笑)。どちらにしても、僕のキャリアのなかで大切な1年にしたいと考えています。

居場所がなくなるんじゃないかという怖さも

――エンターテインメントを通して人の心を豊かにする仕事をする役者さんだからこそ、豊かで幸せな人生を送ってほしいと願ってしまいます。

ありがとうございます。でも、一方で、働き続けていないと自分の居場所がなくなってしまうんじゃないかという怖さがあるんです。この世界で仕事をしていると、常にその怖さと隣り合わせです。

ただ、それ以上にここ数年ずっと大切にしているのは、人とのつながりや関係性です。もし僕を必要としていただけるのであれば、それに応えたい思いのほうが強い。それはこれからも大事にしていきたいと思っています。

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