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なぜか仕事に困らない人が実践「キャラ付け」の妙 スキルの掛算で誰でも1万人に1人の人材に!

東洋経済オンライン / 2025年2月7日 10時40分

手始めに強みの棚卸しを行う

そのために、まず強みの棚卸しをしてみましょう。これまでの人生で「こういう強みがあった」「こういう才能があった」「こんなことで人から褒められた」というような経験を思い出せる限り書き出してください。思い出せるだけ、全てをリストアップしてみましょう。

その中から「これは特に人に負けない」と自信を持てるもの、つまり「クラスで1番くらいの強み」を選び出します。この強みが、あなたの肩書きやコンセプトになり得ます。

例えば、デザインやライティングにおいて「この分野なら負けない」と思えるポイントがあれば、それがあなたの強みになります。

中には「なかなか思い浮かばない」という人もいるかもしれません。しかし大丈夫です。このプロセスを通じて、新しいアイデアや発見が生まれることもあります。書けなかったとしても、考え続けることで次第に自分の強みが見えてくるはずです。

もしも強みを見つけられなければ、フリーランスとして活動する際に「ただのデザイナー」として自己紹介せざるを得なくなり、作品の強さだけで勝負することになります。

しかし、ライバルがひしめく業界では、よほど突出した実力がないと目立つことは難しく、競争が激しくなります。また、作品を直接見せられない場面でも仕事を得るためには、唯一無二の肩書きや強みが必要です。そのために自分の強みを見つけ出すことが非常に重要です。

肩書きのブラッシュアップ

これからフリーランスとして活動を始める人、またはすでに活動している人にとって、肩書きをブラッシュアップすることが非常に重要です。例えば、現在会社員であっても、将来的にフリーランスとして活動することを視野に入れ、会社員でありながら「政治家」などの肩書きを持つことも可能です。

このような肩書きを持つ人は非常に珍しく、その希少性が大きな強みになります。希少性が高い人は、他の人や企業から強く求められるようになり、存在価値も高まります。つまり、今の時代や市場における希少価値を意識し、自分の価値や独自性を高めることが重要なのです。

自分自身のブランディングを強化するためには、「ありそうでなかったもの」を生み出すことが大切です。例えば、私が15年前に「企業での実績があるフリーランス」という立場で活動を始めた時、まだ「フリーランス」という言葉は一般的ではなく、フリーランスに対する社会的なイメージもあまり良くありませんでした。当時、フリーランスは「ビジネスマナーが欠けた社会不適合者」と見なされることが多かったのです。

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