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なぜか仕事に困らない人が実践「キャラ付け」の妙 スキルの掛算で誰でも1万人に1人の人材に!

東洋経済オンライン / 2025年2月7日 10時40分

しかし、私は「企業経験を持つフリーランス」というポジションを打ち出しました。これにより、営業先の企業からは「他のフリーランスとは違う」「小さな法人よりもしっかりしている」と評価されるようになりました。その結果、あるビジネスマッチングプラットフォームでは、大手法人を含む他の事業者の3倍以上のクライアントを獲得し、担当者から「どんな裏技を使っているのか」とインタビューを受けるほどでした。

もちろん、現在ではフリーランスが一般的になり、このままの手法では差別化が難しいかもしれません。しかし、「誰でもできるけれど、ありそうでなかった形で表現する」ことで、競合と差をつけることが可能です。

あなたも、自分の肩書きやコンセプトにこの「希少性」を取り入れることで、クライアントから選ばれる存在となり、仕事の依頼が自然と集まるフリーランスになることができるでしょう。

「ありそうでなかった」を言語化する3つの方法

「ありそうでなかった」を見つけるのが難しいと感じる人も多いかもしれませんが、実際にはいくつかの方法でこの「絶対領域」を見つけることができます。そのための具体的なステップとして、以下の3つのポイントを意識することが重要です。

1.トレンド分析と未来予測

市場の動向やトレンドを把握し、将来どんなニーズが生まれるのかを予測することが重要です。これには、業界のニュースや新しい技術の進展をチェックすることが役立ちます。

また、現在注目されていないが、将来的に必要とされる分野を見つけることで、先行者利益を得ることができます。例えば、AIやデジタル化の進展を背景に、新しいサービスやスキルが求められるようになることが予想されます。

2.ポジショニング戦略

ポジショニング戦略は、フリーランスが競争に勝つための方法です。競争が激しい市場で成功するためには、他者が手を出さないニッチな分野を見つけ、そこで独自の価値を提供することが重要です。この戦略は「弱者の特化型戦略」とも呼ばれ、強者が手を出さない市場で特化し、独自の視点を持つことが鍵です。ポジショニング戦略を実行するためのポイントは次の3つです。

①ライバルがいないニッチな市場を見つける

②大企業やトッププレイヤーが手を付けていない分野を見つける

③あなたに依頼してもらえる理由を明確にする

これらを意識し、肩書きやプロフィールに反映させることで、独自のポジションを確立し、フリーランスとして成功を収めることができます。

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