初心者でも失敗しない好みのワインの選び方 高いボトルだからおいしいとは限らない
東洋経済オンライン / 2025年2月7日 16時0分
逆に、シャルドネを飲んで「好みでないな」と思った場合は、リースリングやソーヴィニヨン・ブランのワインを試してみることをおすすめします。これらの品種からは、酸が高くすっきり爽やかな軽めのワインがつくられ、シャルドネと真逆のタイプだからです。
赤ワインの場合、カベルネ・ソーヴィニヨンからつくられるワインは、たいてい渋みが強く、力強い味わいが特徴です。これを飲んで「好みだな」と思った場合は、メルロやシラーなどもストライクゾーンにはまるはずです。理由は、両者ともしっかりとした味わいだからです。
逆に、カベルネを飲んで「ちょっと力強過ぎるかな」と思った場合は、ピノ・ノワールやガメイを試してみてください。この2つは渋みも少なく、軽やかな味わいが特徴です。
ワインは1000円程度のものから、数万円、中には数百万円するものも存在します。
数万円するワインの中には、まるで仙人のようなつくり手が、超こだわりのワインをつくっていることもあります。
もしかすると、そういったこだわりワインを入門段階で飲むと、がっかりしてしまうかもしれません。理由は、高価だと期待値が高まりすぎてしまうから。そして高価なワインはたいてい玄人向けの味に仕込まれており、味が複雑でわかりにくい可能性があるからです。
少しずつ経験を重ねてランクを上げる
「Trading Up(トレーディングアップ)」とは、少し上のランク(もしくは高いもの)に乗り換えることです。たとえば1000円から1500円のワインに、1500円から3000円のワインに……といった具合に、少しずつランクを上げていきます。
まずは安価なワインからスタートして、舌の成長とともに徐々に高いワインにチャレンジすれば、経験によってワインのよさが無理なくわかるようになるかもしれません。
1000円前後のワインをつくっているワイナリーを訪問したことが何度かあります。たいてい醸造施設は大きく、衛生的で、醸造器具がたくさん並んでいます。量産しているにもかかわらず、ワインを試飲すればどれも美味しく、つくり手は「バランスを大切にしている」と口を揃えて話します。
この価格帯のワインがすごいのは、初心者から玄人まで誰が飲んでも美味しいこと。すべては「バランス」に集約されます。酸っぱすぎず、渋すぎず、重たすぎず、そしてフルーティー。こういった味わいを嫌う人はほとんどいないでしょう。実は、この誰が飲んでも美味しいワインを量産することが一番難しく、つくり手の手腕が試されているのです。
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