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JR中央線・武蔵境「ベタすぎ」フードコートの魅力 ベタかつ、これぞベストな店のラインナップだ

東洋経済オンライン / 2025年2月8日 8時30分

まず駅の商業施設としては、西武鉄道系の「エミオ」に加え、JR管轄の「nonowa」の2種類が存在。駅から西には「ののみち」という遊歩道が延び、高架下にはさまざまな店舗が入居している。

駅北口には、飲食店を中心に個人店もそこそこ残る「武蔵境駅前商店街協同組合」、通称すきっぷ通り商店街があり、どことなくノスタルジックな空気が流れる。商業施設以外の自然では、もう少し北へ足を延ばすと「境山野緑地」がある。

2005年に市立の緑地として開園し、住宅街の中に武蔵野の原風景を残している。緑地の南側は雑木林になっており、独歩の森という愛称で親しまれる。呼び名の由来は、もちろん小説『武蔵野』で知られる国木田独歩である。

第一印象は「おしゃれ」でも、よく見ると気になる点が満載のフードコート

駅に戻り、独特な外観で南口で目を引くのは「武蔵野プレイス」。

2011年にオープンした施設で、中に入ると1階は多くの雑誌が並び、フロア中央のカフェに持ち込んで閲覧できる。その他、図書館機能に加えて生涯学習支援、青少年活動や市民活動を支援する機能を持った複合施設である。

武蔵野プレイスが中央線らしい「文化」を感じる施設だとしたら、反対に「郊外」の雰囲気を醸し出すのがイトーヨーカドーだろう。

駅の北口を出てすぐ正面にドカンとそびえたつ西館に加え、道を挟んで東館も営業している異例の双璧体制で周辺の買い物ニーズに応えている。

いざ、地下にあるフードコートへ!

今回のフードコートがあるのは、1979年の開業当時から存在している西館の地下。エスカレーターを降りると左手におしゃれなロゴマークがあり、座席スペースが広がる。

地域、ならびにヨーカドーの特性上多いと思われるファミリー層のためにテーブル席が基調。日曜日の昼、確かに小さな子連れのファミリーがメインだが、カウンター席も充実しており学生やカップルが利用している。

また、1人席はテーブルの中央付近にカップホルダーがあるという、不思議な造りになっている。何でこんな位置に穴を開けたのだろうか。

不思議なことでいえば、フードコートといいつつ「紅虎餃子房」や「若鯱家」といったイートインのみな「単なる飲食店」も同フロアで営業しているのはいいとして「保険見直し本舗」「ひばりクリーニング」の他、靴やカバンの修理を請け負う店、さらに歯科まである。

いったいどういうコンセプトでフロアを設計したのか。

ひとつ気になると、全てに突っ込みたくなる。うろうろしていると、とにかく注意事項の張り紙が多い。

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