JR中央線・武蔵境「ベタすぎ」フードコートの魅力 ベタかつ、これぞベストな店のラインナップだ
東洋経済オンライン / 2025年2月8日 8時30分
「食事以外の利用はご遠慮ください」的な掲示は他のフードコートでも見かけるが、ゴミ箱やら手洗い場、給水エリアにものすごい量の張り紙があり、カラーリングにも迫力を感じる。
過去にこの場所で、何があったのか。イトーヨーカドーの長い歴史の中で、何が起きてきたのか。詳細はぜひ下記の写真ページからご確認いただきたい。
ちなみに利用者に対して「あれをするな、これもするな」という掲示が目立つものの、電波が通じにくい状況を真摯に受け止め、アンテナ設置工事を手配中だというメッセージもあった。
いずれにしても、より良いフードコートにしようという意欲が高いのだろう。消費者に誠実に向き合う姿勢が感じられ、苦笑しながらも、思わず微笑ましい気持ちにさせられた。
営業している店舗は、定番メインの中にもセンスが光るラインナップ
気を取り直してカウンター席に陣取り、物色を始める。店のラインナップは、「マクドナルド」に「ミスタードーナツ」「リンガーハット」や「築地 銀だこ」「はなまるうどん」など、フードコートの常連が大半。
そのうち「サブウェイ」やアイスクリームの「ホブソンズ」があるのは、中央線沿線としての「意地」であろうか。デザートならミスタードーナツで事足りると思われるところ、ホブソンズもあるのはうれしい。
さて、平均的なラインナップでとどめないイトーヨーカドーの心意気を受け取り、まずはサブウェイに狙いを定める。
もう1つのチョイスをホブソンズにする考えもあったが、武蔵境らしい「おしゃれ」と「定番」の両取りということで、はなまるうどんを選択する。
特に待ち時間もなく、それぞれの店舗で食べ物を受け取って席に戻る。サブウェイといえば当然サンドだが、少々ひねって「えびアボカド」のパン抜きに。要はサラダである。
かつて沿線住民だった身からして、中央線といえば一筋縄ではいかぬ、ひねくれ者の多い路線である――というのは言い過ぎ感のある冗談。
実際は、存在こそ知っていたものの食べたことのない、サラダのオプションに興味を持った。サンドに追加料金が必要だが、具材はそのまま、公式によると通常サンドと比較して7倍もの野菜が入っているという。
その謳い文句よろしく、十分な野菜の量である。ただ、サンドの場合はパンという限られた空間に挟んでいるから目立たないが、サラダというフィールドに具材が載ると、ちょっと寂しく感じる人もいるかも?
地下の窓なしフードコートでも、季節の移ろいは感じられる
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