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管理費込で「2万7千円」西成ハウスの"壊れた日々" 排水、トイレ、揚げ句の果てには鍵まで…

東洋経済オンライン / 2025年2月10日 8時35分

しかたなく不動産屋に電話するが、その日は対応できず、仕方なく近くのネットカフェで寝る。

翌日、にっこり笑顔のベトナム人が現れた。両手に包丁を持っている!! どういうこと? 面倒くさくなって、始末しにきた?

と思ったら、ドアの隙間に包丁を入れてガンガンと何度もシリンダーに当てた。

ガチャリ、

と鍵は開いた。

開いた安心感よりも、こんな簡単に鍵が開くんだというビックリのが大きかった。

管理人はにこやかに帰っていった。

中から鍵をかけるぶんにはいいのだが、外から鍵をかけると開けられなくなってしまうかもしれない。だから、それからは外出するときは、鍵をかけずに過ごしていたのだ。

さすがに鍵のかからない部屋に貴重品を置いておくことはできず、荷物を置いておけない部屋は不便すぎるので、1月いっぱいで解約した。

しかし大阪に家があるのはとても便利だった。今度は一軒家買ってみようかな? とか思って物件を探している最中だ。

【もっと読む】西成「家賃2万7千円」ほぼ廃墟ハウスに住んだ結果 住人はほぼベトナム人、そこで見た驚きの光景 では、2万7千円ハウスでの日々について、村田らむさんが詳しくお伝えしている。

村田 らむ:ライター、漫画家、カメラマン、イラストレーター

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