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フーシ派向けの武器は「ウクライナへ送ります!」アメリカ軍 不審船から押収品を無償供与へ

乗りものニュース / 2024年4月16日 15時12分

中東で不審船監視を行うアメリカ沿岸警備隊の艦艇(画像:アメリカ中央軍)。

銃火器や対戦車兵器など。

AK-47や50万発以上の7.62mm弾を提供

 中東地域などを管轄しているアメリカ中央軍は2024年4月9日、押収した5000丁以上の自動小銃や弾薬をウクライナに譲渡すると発表しました。

 これらの押収品は、2021年5月22日から2023年2月15日までの間に、アメリカ海軍や同盟国の艦艇などが、計4隻の不審船から押収したものとのことで、イランのイスラム革命防衛隊(IRGC)から、イエメンの反政府勢力であるフーシ派に輸送される途中のものと予想されています。

 アメリカ政府はこれらの押収品について、IRGCに対する司法省の民事没収請求により、2023年12月1日、軍需品の所有権を取得したとのことです。

 内容としては5000丁以上のAK-47自動小銃、50万発以上の7.62mm弾のほか、機関銃や狙撃銃、さらに携行型の対戦車兵器であるRPG-7が含まれるとのことです。中央軍の公式X(旧Twitter)は「これらの兵器は、ウクライナがロシアの侵略から守るのに役立つだろう」と投稿しています。

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