ロシア軍のドローン「第二次大戦のような方法」で撃墜される! プロペラ機が迎撃に登場する映像を公開 ウ軍
乗りものニュース / 2024年5月1日 6時12分
大戦中ではなく2024年です。
Yak-52がドローンの攻撃に投入される
ウクライナのオデーサ(オデッサ)での情報を発信しているテレグラムのニュースアカウント「クレイジー オデッサ」が2024年4月27日、ウクライナ軍のYak-52が、ロシア軍の偵察ドローンを撃墜する様子を公開しました。
このYak-52は、ソ連のヤコヴレフ設計局(現イルクート)により設計され、1979年から生産が開始された練習機です。タンデム複座の機体であり、2024年現在、プロペラを持つ航空機で主流であるターボプロップエンジンではなく、第二次世界大戦での軍用機に搭載されていたようなレシプロエンジンの機体となっています。
ウクライナメディアの「ミリタヌイ」によると、同機は機体搭載の機関銃や照準器等は装備していなかったそうですが、乗組員が持ち込んだ自動小銃を用い低速でドローンに接近し発砲したとのことです。
同機は失速速度が100~140km/hと低速のため、風防を開けて、第一次世界大戦初期のような機体に持ち込んだライフル(自動小銃)での射撃が行えたようです。
なお、SNSなどでは、ドローン撃墜などのために、こうしたレシプロエンジンを持つ機体を改造すべきという意見もありますが、「ミリタヌイ」によると、少なくともYak-52に関しては主翼などに機関銃を搭載する可能性は低いだろうとしています。
【動画】あ、確かにプロペラ機が…これがYak-52がドローンを迎撃する様子です!
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