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ロシア軍「骨董品戦車」と「異形のレア車両」もろとも撃破される ウクライナが映像公開 猛威を振るうドローン

乗りものニュース / 2024年4月19日 6時12分

ウクライナ領内に遺棄されたロシア軍のT-62戦車(画像:ウクライナ国防省)。

ドローンが跋扈する戦場では損傷した車両を回収するリスクも増。

T-62戦車と装甲回収車が自爆ドローンで撃破される

 ウクライナ国防省は2024年4月11日、ロシア軍のT-62戦車とBREM-1装甲回収車を自爆ドローンで撃破する映像を公開しました。

 公開された映像では、ロシア軍が損傷したとみられるT-62をBREM-1で回収しようとしていたところに、自爆ドローンが次々と突入。どちらの車両も撃破されています。
 
 T-62は50年以上も前に旧ソ連が開発した旧式戦車ですが、ロシア軍がウクライナ侵攻で装甲車両に多大な被害を受けたため、予備保管していた車両を現役復帰させる形で前線に投入しています。西側製の戦車に対抗するのは厳しいものの、火力支援などであれば、未だに有効な戦力となります。
 
 BREM-1は、T-72戦車の車体にクレーンやドーザープレートなどを取り付けた装甲回収車です。通常のT-72とはかなり異なる外観となっています。貴重な工兵車両のため、損失はロシア軍にとって痛手となります。
 
 ドローンが跋扈する戦場では、損傷した車両を回収するリスクも従来より高くなっているようです。

T-62戦車とBREM-1装甲回収車が自爆ドローンで撃破される様子

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