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須賀健太、30歳を目前に新たな挑戦「40代、50代に向けて、自分を耕していきたい」【インタビュー】

エンタメOVO / 2024年8月21日 8時0分

-ところで、10月19日の誕生日で30歳を迎えられます。20代は須賀さんにとってどんな10年間でしたか。

 あっという間に過ぎましたが、特にここ数年は濃い時間を過ごさせてもらっていると思います。昨年は劇団「ハイキュー!!」旗揚げ公演の演出もさせていただきました。劇団「ハイキュー!!」は、僕が20歳から21歳になるタイミングから始まったんですよ。その当時の取材で、「これからの自分の代表作になるような作品になったらいいな」という話をしていましたが、今となっては演出もやらせていただくようになり、代表作にもなっています。そうした経験を経て、自分本位ではない作品との向き合い方を考えるようになりましたし、よりお芝居が楽しくなりました。改めてお芝居をすることをもう1回知ろうとした20代だった気がします。

-先ほど、30歳になるにあたって、どんどんチャレンジしていこうと考えていたタイミングだったというお話もありましたが、これから30代に向けては挑戦していきたいという思いが強いのでしょうか。

 先輩方を見ていても、いくつになっても新しい作品や新しい自分を追い求めているので、自分もそうありたいと思います。いろいろなご縁をいただいて、自分も作る側をやらせていただいたので、作品を作るということはこれからも続けていきたいと思っています。

-30代の目標は?

 30代で何かをするというよりは、その先の40代、50代に向けて、自分を耕していきたいと思っています。僕はインドア派で、旅行も全然しなかったのですが、ここ1、2年はフラッと旅をするということをようやくし始めたんですよ。そうやって新しいことを始めることで、視野を広げていきたいと思います。そして、演出をやらせていただいたこともあり、自分より若い世代と作品を作っていくことが増えていくことを実感したので、さらに下の世代に向けて自分に何ができるのかを考えながらやっていきたいと思っています。

-改めて本作への意気込みと読者にメッセージをお願いします。

 5時間という上演時間の長さが一人歩きしてしまいそうですが、物語を完全に伝え切るためにはどうしてもそのくらいの時間が必要です。木ノ下歌舞伎の「三人吉三」だからこそ見えてくるものをしっかり描いていけたらいいなと思っているので、ぜひ劇場には遊びに来ていただければと思います。

(取材・文・写真/嶋田真己)

 東京芸術祭2024 芸劇オータムセレクション 東京芸術劇場Presents 木ノ下歌舞伎「三人吉三廓初買」は、9月15日~29日に都内・東京芸術劇場 プレイハウスほか、長野(松本)、三重、兵庫で上演。


東京芸術祭2024 芸劇オータムセレクション 東京芸術劇場Presents 木ノ下歌舞伎「三人吉三廓初買」

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