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佐藤流司&矢部昌暉、「濱マイク」シリーズ続編に「全幅の信頼を置いています」 舞台「私立探偵 濱マイク-遥かな時代の階段を-」【インタビュー】

エンタメOVO / 2025年1月12日 8時0分

矢部昌暉(左)と佐藤流司 (C)エンタメOVO

 佐藤流司が主演を務める舞台「私立探偵 濱マイク-遥かな時代の階段を-」が2月6日から上演される。本作は、映画監督・林海象による「私立探偵 濱マイク」シリーズを元にした作品で、2021年には「朗読劇『私立探偵 濱マイク』-我が人生最悪の時-」、2022年には舞台「私立探偵 濱マイク-我が人生最悪の時-」が上演された。舞台第2弾となる今回は、脚本・演出を西田大輔が担当し、濱マイク役を過去公演に続いて佐藤が務める。佐藤と濱マイクの相棒・星野役を引き続き演じる矢部昌暉に公演への意気込みなどを聞いた。

-朗読劇から数えると3回目の「濱マイク」シリーズです。まずは、本シリーズに対しての思いを聞かせてください。

矢部 濱マイクという男は、男性から見てもかっこいい男だと思います。そんなマイクを主人公にした作品を、西田さんが脚本・演出を担当して、主演を流司くんが務めるので間違いなくかっこいいと“相棒”として思っています。今回はどんな感じになるのか、とても楽しみです。

佐藤 「濱マイク」という作品は、ヒューマンドラマとしてすごくクオリティーが高いと思います。演じていても、台本を読んでいても、感動します。舞台では、お客さまのリアクションがダイレクトに伝わってきますが、初演のときのお客さまの感動がすごくて。なので、この続編にも全幅の信頼を置いています。

-映画版は1994年公開、ドラマ版は2002年に放送されています。時が経っても色あせないこの作品の魅力はどういったところにあると思いますか。

矢部 今は、技術なども進化した分、あれこれ取り繕うこともできますし、できることもすごく増えてきました。ですが、この物語で描かれているのは、まだまだ不便なことも多い中、必死に真っすぐに生きている人たちが生きている時代です。特に濱マイクは真っすぐな男で、その姿は現代ではあまり見ないものなのかなと思います。でも、僕はそんな濱マイクがすごく好きです。

佐藤 普遍的な面白さがある作品だと思いますが、それと同時に、(映画やドラマを)リアルタイムで見るのと、今、舞台を見ていただくのでは、魅力の感じ方は違っていると思います。令和の今だと、ファンタジーに近いのかなと。銃を持った人がいて、私立探偵がいるというのは、令和の人には身近な話ではないかと思いますが、だからこそ、楽しいのではないかなと思います。

-前作に続き、脚本・演出を西田さんが務めますが、西田さんの魅力はどんなところに感じていますか。

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