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大河ドラマ「べらぼう」新たに9人の出演者発表 蔦重とつながり、ヒット作を世に出す仲間たち

エンタメOVO / 2025年1月11日 12時0分

「べらぼう」新キャスト(写真提供:NHK)

 横浜流星が主演を務める、NHK大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」(毎週日曜 よる8時 NHK総合ほか)の新キャストに桐谷健太、古川雄大、岡山天音、寛一郎、山中聡、栁俊太郎、山口森広、浜中文一、片岡鶴太郎が発表された。

 今年1月5日にスタートした大河ドラマは、日本のメディア産業、ポップカルチャーの礎を築き時にお上に目を付けられても面白さを追求し続けた人物 “蔦重”こと蔦屋重三郎(横浜流星)の波乱万丈の生涯。 笑いと涙と謎に満ちた“痛快”エンターテインメントドラマ。

▢大田南畝/四方赤良 桐谷健太

 幕臣にして、江戸随一の文化人、天明狂歌のスター。


 「ワタクシ、桐谷健太が演じますのは大田南畝という、表の顔は真面目で実直な御家人、裏の顔は狂歌や戯作など、笑いに溢れた文芸作品のべストセラー作家であり、パーティー好きな、べらぼうに明るく楽しい人物だったそうです。ただその明るさの奥には何があったのか、もしくは無垢(むく)な明るさだったのか。これからさらに探求したいです。彼の辞世の句にヒントを感じた今日この頃です。」

▢北尾政演/山東京伝 古川雄大

 絵師、戯作者、マルチな才能を持つ、江戸のベストセラー作家。


 「この度、NHK大河ドラマ『べらぼう』に山東京伝役で出演させて頂きます! 歴史ある大河ドラマに初参加させて頂けることをとても光栄に思います。台本を読んでいると『絵なんてモテるために描くんだ』というセリフがあり驚きました。山東京伝は、とにかく女に目がなく、浮名を流すほどの女泣かせで、明るく周りを照らすようなイメージを持ちました。ただ、どこか鋭さもあり、その感性が絵にも反映されています。そんな山東京伝が主役の蔦屋重三郎に出会って、彼に見いだされて上り詰めていくという役柄です。

 以前もご一緒させていただいた、とても信頼しているスタッフの方々と共に作り上げていく中で、やはり皆さまの作品への愛情はとても強く、いつも現場で新しい発見をさせて頂いています。皆さまと同じ熱量で『べらぼう』に挑み、この作品の一部として盛り上げられるように努めます。どうぞ、ご期待下さい。」

▢倉橋格/恋川春町 岡山天音

 喜三二の親友で、黄表紙の傑作。『金々先生栄花夢(きんきんせんせいえいがのゆめ)』の作者。


 「非常にすてきな台本で、読みながら何度も心を揺さぶられました。この壮大な世界の中で、これから蔦重と触れ合っていくことを楽しみにしております。 おもしろおかしく、不思議な形をした恋川春町という人間の魅力を自分なりに描ければと思います。」

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