【火星占星術】5月16日～7月2日の火星的運勢 蟹座は仕事に熱が入りそう！

　5月16日、火星が「蟹座」に移動し、7月2日まで滞在します。

　火星は行動や闘志を司る天体であり、蟹座は感情や感受性をあらわす星座。これらが組み合わさるため、ちょっとしたことで気持ちが高ぶりやすくなりそう。衝動性も強まるでしょう。しかも蟹座は防衛的な星座であるので、「守るための闘い」が増える可能性も。自分の立場や愛するもののために立ち上がったり、国家レベルでは自国優先をゴリ押しするような流れになっていくかもしれません。

■蟹座火星期（5月16日～7月2日）の過ごし方

・感情パワーを使いこなそう
　感情パワーが強まるため、ビビッドな時間を過ごせるときです。感情をモチベーションにして、さまざまなことにチャレンジしていきましょう。イメージを形にするのにも向いています。

・「守りたい気持ち」を建設的に活かそう
　大切なもののために勇敢な行動ができるときです。このままではダメだと感じていながら、なかなか行動が起こせなかった人は、このタイミングで状況を変えていくことができそうです。

・ヒステリックな怒りに要注意
　感情的になりやすいときなので、フラストレーションをため込むと「大惨事」を引き起こす危険性があります。喜怒哀楽はその場で表現するなど、小出しするようにしましょう。

■エレメント（星座グループ）別・火星的運勢
　移動する火星が自分のホロスコープのどの位置に入るのかを調べると、よりパーソナルな運勢を知ることができます。蟹座火星期（5月16日～7月2日）の運勢をエレメント別にみてみましょう。

・火の星座（牡羊座・獅子座・射手座）……派閥争いに要注意
　もともと好戦的な火の星座にとって、感情に作用する蟹座の火星は少々扱いにくい存在。この時期、あなたは感情的な問題で腹を立てやすくなり、人の好き嫌いが激しくなる可能性があります。悪くすると、派閥争いなど周囲を巻き込んだ抗争を繰り広げてしまうことも。たとえカッときても、感情任せの暴言など吐かないよう気をつけましょう。イライラしたときは深呼吸が効果的です。

・地の星座（牡牛座・乙女座・山羊座）……精神的ストレスを受けやすい
　蟹座の火星が「交流のハウス」で輝くこの時期は、人付き合いの場面で感情的なやりとりが多くなります。普段ならスルーしてしまうようなことに感激したり、突っかかったり。よくも悪くも精神的ストレスを受けやすいときなので、できるだけ1人の時間を増やして、心の平和を保つといいでしょう。苦手な相手とは距離を置くようにするなど、自衛を心がけて正解です。

・風の星座（双子座・天秤座・水瓶座）……仕事に熱が入りそう
　「仕事のハウス」に蟹座の火星が入るこの時期は、意欲的に仕事に打ち込めるとき。感性が鋭くなり、共感力も高まるので、営業企画、接客など、人を相手にする分野で能力を発揮できるようになりそうです。稼ぐ力もアップするでしょう。その一方、ルーティンワークではムラが出やすいかもしれません。常に一定の成果を出していけるよう、気分の波を上手に乗りこなしましょう。

・水の星座（蟹座・蠍座・魚座）……衝動的な行動が多くなりそう
　蟹座の火星が「行動のハウス」に入るこの時期は、水の星座特有の非論理的な行動が増えていきそう。たとえば、衝動的に何かを始めたり、180度の方向転換をしたりして、周囲を混乱に陥れる可能性が高くなります。気まぐれな振る舞いで人に迷惑をかけないよう注意しましょう。一方で、夢や希望を実現させるパワーが湧いてくるときでもあります。火星パワーを有効に使いましょう。

　感情のいい面と悪い面を併せ持つ蟹座の火星パワー。上手に使いこなして、自分の世界と可能性を大きくしていきましょう。
（夏川リエ）

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