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受験直前! “勝負弁当”の中身は?

ウェザーニュース / 2019年1月18日 11時15分

ウェザーニュース

いよいよセンター試験が迫ってきました。受験生にとって1月19日と20日は勝負の2日間です。何かと不安や緊張の日々が続いていると思いますが、親御さんとしては受験生に持たせる受験当日の「勝負弁当」に頭を悩ませているかもしれません。

そこで「勝負弁当」のポイントについて、管理栄養士の柴田聡美先生に伺いました。

脳の働きを良くするには?

勝負弁当は頭にエネルギーが最大限回るようにしたいですね。どのようなメニューが効果的なのでしょうか?

「脳を働かせるのに欠かせない栄養素は糖質です。糖質は消化が早く、消化器官への負担が小さいので、そのぶん脳にエネルギーが回せるのです。また、ビタミンB1は、糖質がエネルギーに変わるのを補助するので、糖質と一緒にビタミンB1をとることで効率的に脳にエネルギーを届けることができます」(柴田先生)

糖質とビタミンB1というと、どういうメニューが考えられるのでしょうか?

「糖質はごはんが最適です。ビタミンB1は豚肉、なかでもヒレ肉に最も多く含まれています。その他にはタラコ、ゴマ、海苔、えのきだけなどがあります。試験会場は不慣れなこともあるし、休憩時間には参考書を読み返そうと思うこともあるかもしれないので、簡単に食べられるおにぎりが良いですね。

中身はタラコにしてゴマを振り、海苔を巻きましょう。豚肉は縁起を担いでトンカツ! と思うかもしれませんが、試験当日は食べるほうに気持ちが回らないこともあるので、胃に負担がかからないソテーなどにしておいたほうが良いでしょう」(柴田先生)

間食には、バナナやチョコなどの糖質を

試験は朝から夕方まで続く場合もあります。お弁当だけだとエネルギー切れが心配…、という場合に最適な間食メニューも教えてもらいました。

「糖質を補うバナナやチョコレート、飴などを持って行くと良いでしょう。試験の合間にさっと取り出して食べられるものが便利です。

また飲み物はできれば冷たいものと温かいものを用意してください。会場が寒い場合、暑い場合といろいろだからです。おやつや飲み物は会場近くのコンビニで買おうとしても、混雑する可能性があります。それを見て慌てないように持参したほうが無難です」(柴田先生)

これからが本格的な受験シーズンです。風邪やインフルエンザに十分注意するとともに、本番で実力を十分発揮できるよう、食事の面からもサポートしてあげたいですね。

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