台風5号の影響 長崎県対馬で約110mm/hの猛烈な雨 記録的短時間大雨情報

ウェザーニュース

今日20日(土)は、台風5号の東側に発達した雨雲が南北に帯状に連なり、長崎県の五島列島や対馬周辺で激しい雨を降らせています。

長崎県対馬市美津島付近では、8時40分までの1時間に、解析雨量で約110mmの猛烈な雨が降ったと見られ、長崎地方気象台は記録的短時間大雨情報を発表しました。

今日いっぱいは激しい雨に警戒

五島列島や対馬周辺では今日20日(土)いっぱいはこのような雨雲が流れ込みやすい状況が続くおそれがあるため、断続的に激しい雨が降る見込みです。

低地の浸水や河川の増水・氾濫、地盤が緩むことでの土砂災害等に厳重に警戒してください。

記録的短時間大雨情報とは？

気象庁が数年に一度程度しか発生しないような短時間の大雨を、観測・解析をしたときに発表するものです。
その基準は、1時間雨量歴代1位または2位の記録を参考に、概ね府県予報区ごとに決められています。

この情報が発表された地域の周辺では、災害の発生につながるような猛烈な雨が降っていることを意味しています。
地元自治体の発表する避難に関する情報に留意し、早めの避難を心がけてください。