雨の範囲は関東まで拡大 西日本では局地的に非常に激しい雨

ウェザーニュース

低気圧や前線に伴う雨の範囲は時間とともに拡大し、関東でも雨が降り出してきました。西日本には雨雲の発達している所があり、局地的な非常に激しい雨に警戒が必要です。

長崎県で1時間に50mm超の非常に激しい雨

今日4月3日(水)は低気圧や前線の東進に伴って、雨の範囲が東に広がっています。東海ではほとんどの所が本降りの雨で、関東でも一部で傘が必要なくらいの雨になってきました。

この時期としては暖かく湿った空気が流れ込んでいる西日本では局地的に雨雲が発達、11時10分までの1時間には長崎県佐世保市で51.0mmの非常に激しい雨、佐賀県佐賀市で32.5mmの激しい雨を観測しています。11時21分長崎県北部、25分には佐賀県に大雨警報が発表されました。


午後も湿った空気の流入が続くため西日本では雨雲の発達しやすい状況が続く見込みです。特に太平洋側では1時間に30mmを超えるような激しい雨が降り、道路冠水や中小河川の急な増水などのおそれがあるため警戒をしてください。

また、東海や関東など東日本でも本降りの雨が続き、夜は沿岸部で雨の強まる可能性があるため、注意が必要です。