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コンビニおでんのつゆは、地域ごとに味が違っていた!?

ウェザーニュース / 2019年10月20日 17時15分

ウェザーニュース

おでんと言えば「冬のメニューの定番」というイメージがありませんか? ところがコンビニ各社ではすでにおでんの発売は本格化し、早いところでは8月下旬に割引キャンペーンをスタートしています。

今シーズンすでに食べた人は?

ウェザーニュースで、すでに今季おでんを食べたかについて、アンケート調査を行ったところ、8月末の時点で食べた人がわずか4%だったのに対し、10月上旬は39%まで増えていました。

エリア別に詳しく見ると、北日本を中心に徐々に増えてきていますが、暑さが続く沖縄では、食べた人は27%と全エリアで最も低い結果に。また、季節外れの暑さが続いていた関東や東海では、食べた人はそれぞれ3割台に留まっていました。

冬のイメージが強いおでんを、なぜコンビニ各社はまだ暑い日もある時期に発売をスタートするのでしょうか?

真冬より秋冬が、おでんシーズン本番

「年間を通じて、ファミリーマートのおでんの売り上げは9月後半から11月にかけてピークを迎えます」と話すのは、ファミリーマート ファストフーズ部の佐々木高行さん。おでんの売り上げは気温の低下に比例しているのかと思いきや、じつはそうとは限らないと言います。

ポイントは2つ、「日夜の寒暖差」と「前日との気温差」です。つまり、「昼間は暖かかったが、夜になって急に冷え込む日」や「昨日は暑いくらいだったが、今日は一転して寒くなった」というように体感温度が急激に下がる日に、私たちは温かいおでんを食べたくなる傾向が見られるとのこと。

したがって、寒いと感じる日が続く冬場より、「暖」と「寒」が交互に訪れる9月後半から11月にかけてのほうがおでんの売り上げが伸びることになるのです。

ご当地の味わいを楽しめる全国7種類の“つゆ”

おでかけをする際に知っていると楽しい“おでんトリビア”もあります。

「意外と知られていないのが、地域によっておでんのつゆの味が異なる点です」(同)。ファミリーマートでは、「全国を7つの地域に分け、地域ごとの特徴を活かした出汁でつゆをつくっている」とのこと。セブン-イレブンやローソンなどのおでんも地域ごとにつゆの味が違っているようです。

ファミリーマートの場合は、北海道・東北地方は鰹と昆布をベースに、貝などの旨味をきかせた濃厚なつゆ、中部・東海地方はムロアジに鶏の旨味をきかせた甘味とコクのあるつゆ、中国・四国地方は煮干し出汁に鶏と昆布をきかせたつゆ、というように、バリエーション豊富な風味のつゆでおでんを提供しているのだとか。

いよいよおでんシーズン本番。旅行や出張の際、その土地ならではのおでんを味わってみてはいかがでしょう。

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