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フィリピンの東の熱帯低気圧 台風になり日本に影響する可能性は低い

ウェザーニュース / 2019年10月15日 17時30分

ウェザーニュース

気象庁は15日(火)9時にフィリピンの東に熱帯低気圧を解析しました。

現時点ではこの熱帯低気圧が台風となって日本へ影響する可能性は低いとみられます。

台風にならない熱帯低気圧も多い

気象庁では熱帯低気圧について、最大風速17.2m/s以上のものを「台風」、最大風速17.2m/s未満のものを「熱帯低気圧」、中心がはっきりとしていないものを「低圧部」と呼び分けています。

気象庁が「熱帯低気圧」と解析したとしても「台風」にまで発達しないものも、年間に十数個程度存在します。

今回の熱帯低気圧が台風になるかどうかはまだはっきりとはしないものの、世界各国の気象機関のシミュレーションでは、台風に発達する可能性を示唆するものは少なくなっています。

ジェット気流の位置が変わり、日本へ近づきにくく

台風19号の通過後、夏の間は北上していたジェット気流が日本付近まで南下しています。また、この秋は例年より強い勢力を保っていた太平洋高気圧も、勢力を落としています。

このため、日本の南海上で台風が発生したとしても、日本へは近づきにくい状況となっているといえます。

この熱帯低気圧も、世界各国の気象機関のシミュレーションでは、西北西に進みフィリピンのルソン島北部方面を指向するものが多くなっています。

ただ、過去には11月の終わり頃まで日本に台風が上陸した記録が残っているため、接近の可能性を否定することは出来ません。念のため、今後の情報に注意するようにしてください。

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