夕方になり雨の範囲が拡大 関東甲信の山沿いは夜から雪に

ウェザーニュース

本州の南海上に停滞する前線の影響で、夕方になり雨の範囲が拡大し、西日本から関東にかけて雨になっています。

西日本の太平洋側にはやや発達した雨雲が広がり、17時までの1時間に宮崎県都城で6.5mm、高知県清水で8.0mmの雨を観測しました。

夜遅くは関東甲信の山沿いから雪に

西日本、東日本の各地は今夜遅くにかけても断続的に雨が降る見込みです。活発な雨雲が通過する沖縄は、1時間に40mm前後の激しい雨の降る所があり、深夜には関東甲信の北部や東北南部の山沿いから雪に変わってきます。

標高の高い所では夜のうちに積もり始める所があるため、夜間に車で峠など標高の高い道路を走行する場合は、雪への備えが必要です。

明日29日(日)は関東平野部も積雪のおそれ

明日29日(日)早朝には平野部も雪になり、予想される積雪は東京都心や横浜市などで数cm程度で、場所によっては道路が白くなるくらいです。

多摩地方やさいたま市など内陸部では5～10cmに達し、ノーマルタイヤでの運転は危険になります。関東西部や北部、甲信地方の山沿いでは30cmを超えるような大雪が予想され、通行の困難になる道路が出てくるおそれがあるため、警戒をしてください。