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ウォーキングの効果を高めるには? プロが教える「かかとトントン」の重要性

ウェザーニュース / 2021年3月24日 5時0分

ウェザーニュース

冬の間の運動不足を解消するために、体を動かすにはちょうど良い気候になってきました。また、新型コロナウイルスの影響を受けて、生活のリズムが変化した人が多くいます。在宅勤務や外出自粛で運動不足気味、という方もいるのではないでしょうか。

道具も使わず、最も簡単に始められる運動不足の解消の手段の一つがウォーキングです。限られた時間でより運動効果を得るためには、きちんとした準備が必要だといいます。ウォーキングのプロ、健康ウオーキング指導士の平山貞一さんに伺いました。

足に合ったシューズを

「ウォーキングは、動きやすい服装とシューズがあれば、すぐにでも始められる運動です。ただし、シンプルな運動ですが、シューズには気をつかってほしいのです。一番重要なのは足にぴったりフィットしたシューズを選ぶことです。足が軽くなるのを感じるはずです。

購入する際は必ず試し履きをして、足のサイズに合っているか確認したうえで、以下のポイントを注意して選んでください」(平山さん)

(1)かかとをしっかりと靴に入れ、縦幅はつま先に0.5~1cmの余裕があり、横幅はつま先が狭くなく、指を動かすことができるもの
(2)シューズ表面の通気性が良いもの
(3)かかと部分のクッション性の良いもので、かかとを十分保護してくれるもの
(4)靴底が土踏まずのカーブに合っており、足の動きに沿って柔軟に曲がるもの

シューズの履き方も重要

実は履き方にも注意が必要だというのです。

「いくら足に合ったシューズでも、履き方が悪いと疲れやすかったり、外反母趾などの障害が起きることもあります。足にぴったりフィットさせるには、以下の手順で履くようにしましょう」(平山さん)

(1)靴ひもをゆるめる
(2)シューズを履いて、かかとを立ててトントンと地面をたたき、かかとをシューズのヒール部分にしっかり収める
(3)体重をつま先へ移動させ、つま先側から指で靴ひもを引っ張りながらしめていく

「特にかかとを立ててトントンと地面をたたくことで、かかとが浮くこともなく、靴底が足にぴったり密着します。これによりとても歩きやすくなり、足が軽い感じがすると思います。ただし、ウォーキングは激しい運動ではありませんが、急に行うと筋肉や関節を傷める可能性があります。必ずウォーミングアップとしてのストレッチをして体をほぐし、筋肉をゆっくり伸ばしてから歩きはじめることが大切です」(平山さん)

在宅勤務などで運動不足を解消したい人は、履き方にも気を配って、より効果的なウォーキングにしたいですね。

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