西日本太平洋側は断続的に雨 夕方からは北海道なども降り出す

ウェザーニュース

今日3日(土)は三陸のはるか沖に中心をもつ高気圧が、日本付近に勢力を広げています。九州から東北にかけて晴れている所が多いものの、西日本の太平洋側は昨日と同様に高気圧の縁を吹く湿った東よりの風の影響ですっきりしない天気です。

特に九州南部は雨雲がまとまり本降りの雨の所が多くなっています。10時までの1時間には宮崎県延岡市・北方で4.5mm、都農町で4.0mmを観測しています。これから夜にかけて、東よりの風の吹き込む状況が続くため、雨も断続的に降る見込みです。傘の手放せない一日になります。

夕方以降は雨の範囲が広がる

夕方以降は北海道に前線が接近し、九州にも別の低気圧が近づいてきます。天気は各地で下り坂に向かい、雨の範囲が広がる見込みです。

前線が通過する北海道は夕方から急速に天気が悪化し、夜にかけては本降りの雨になります。帰宅が夕方以降になる場合は雨具をご用意ください。

九州は対馬や五島列島で午後になると雨が降り出し、夜は九州北部の各地に雨雲が広がります。日付が変わる頃には中国地方の一部でも雨が降り出す予想です。

明日4日(日)は全国的に雨

4日(日)夜の予想天気図

明日4日(日)は日本列島を前線が通過するため、さらに雨の範囲が広がります。西日本の各地や北海道の太平洋側、東北の北部などは午前中から雨が降り、昼頃には東海や北陸、東北南部でも雨となる見込みです。

天気の崩れが最も遅い関東も午後は次第に雨が降り出し、全国の広い範囲で傘が必要な日曜日になります。今日まだ晴れている所では、日差しを有効にご活用ください。

参考資料など

写真：ウェザーリポート（ウェザーニュースアプリからの投稿）