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北海道道東は24時間で50cm超の大雪警戒 猛吹雪のおそれも

ウェザーニュース / 2022年1月11日 9時0分

ウェザーニュース

連休明けの今日11日(火)は、発達しながら通過する低気圧の影響で、北海道の広い範囲で雪や雨が強まります。特に太平洋側は冷たい空気が残る内陸部で大雪が予想されます。風も強まって猛吹雪のおそれもありますので、警戒が必要です。

湿った雪が大量に降り積もる予想

北海道の各地は午後から雪や雨が降り出し、低気圧の中心に近い太平洋側を中心に強く降る所が多くなります。低気圧周辺の暖かな空気が流れ込む沿岸部は雨の所が多く、冷たい空気が残る内陸部は湿った雪が断続的に降る見込みです。

特に雪の量が多くなるのは帯広市など十勝地方で、今日昼からの24時間の積雪の増加量は多い所で50cm以上に達する予想となっています。

帯広市で近年、24時間に40cm以上の雪が降ったケースとしては、2018年3月1日に47cm、2016年12月23日に49cm、2014年12月17日の60cmなどがあります。2018年の際は車の立ち往生が多発、午後に積雪が急増したため帰宅困難者も出ています。

▼帯広市 近年の24時間降雪の記録
 2018年3月1日   47cm
 2016年12月23日 49cm
 2016年2月29日  46cm
 2014年12月17日 60cm(1999年の統計開始以来1位)

暴風で猛吹雪となるおそれも

12日(水)早朝の風の予想

低気圧が最も近づく今夜遅くから明日12日(水)の早朝にかけては風も強まります。道東から道北にかけての沿岸部では局地的に30m/sを超えるような暴風が吹き荒れ、猛吹雪となる見込みです。

周囲がほとんど見えないホワイトアウトの状態になったり、吹き溜まりができるおそれがあります。雪や風のピークになる今夜から明日早朝の車の移動はできるだけ避け、やむを得ない場合は立ち往生などに備えた準備が必要です。

また、明日朝は大量の雪が降り積もることで移動が困難になるケースも考えられます。雪が強まるまでに予定の変更などの対応を行うようにしてください。

参考資料など

写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)

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