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3月の満月「ワームムーン」が夜空に浮かぶ

ウェザーニュース / 2022年3月18日 20時11分

ウェザーニュース

2022年3月は、今日18日(金)16時18分頃に満月の瞬間を迎えました。3月の満月はワームムーンとも呼ばれます。

今日は低気圧と前線の通過で、広いエリアで雲が広がっていて、満月を見られているのは北海道や四国、九州南部、沖縄の一部地域に限られています。

3月の満月、英語で”Worm Moon”

農事暦における満月の呼び方

アメリカの先住民は季節を把握するために、各月に見られる満月に名前を、動物や植物、季節のイベントなど実に様々につけていました。

農事暦(The Old Farmer's Almanac)によると、アメリカでは3月の満月を「ワームムーン(Worm Moon/イモムシ月)」と呼ぶようです。

暖かくなって地面からミミズ(Earthworm)が出てくるころ、またはカブトムシの幼虫(Worm)が木から出てくるころ、という意味で名付けられているようです。

現象おさらい 満月とは

太陽、月、地球の位置関係

月は自ら光っているわけではなく、太陽の光を反射することで輝いて見えています。

そして、太陽の光が当たっている月面の半球が地球から見てどちらを向いているかによって、三日月や上弦、満月、下弦など、見かけ上の形が変わります。

地球から見た太陽の方向を基準に、太陽の方向と月の方向の黄経差が0度の瞬間が朔(新月)、90度の瞬間が上弦(半月)、180度の瞬間が望(満月)、270度の瞬間が下弦(半月)と定義されていて、およそ1か月弱で1周します。

つまり満月は、地球から見て太陽と月が正反対の方向にならぶ瞬間(太陽、地球、月の順に、ほぼ一直線にならぶ瞬間)を指します。

参考資料など

The Old Farmers' Almanac
国立天文台「ほしぞら情報」https://www.nao.ac.jp/astro/sky/
国立天文台「暦計算室」https://eco.mtk.nao.ac.jp/cgi-bin/koyomi/eclipsex_l.cgi
The Old Farmers' Almanac
写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)

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